2021/01/28 新車

マツダ初の量産EV「MX-30 EVモデル」が発売。価格は451万円から。バッテリー容量は35.5kWh!航続距離は256km(WLTCモード)



マツダコネクトはEV専用サービスを追加

マツダ3やCX-30で導入したコネクティッドサービスはMX-30のMHEVモデルでも採用しており、さまざまな快適・安全に関わるサービスが利用できる。車載通信機も標準搭載し、事故や故障など万が一のアクシデントの際にオペレーターとつながる「SOSコール」にも対応する。これらに加え、EVモデルにはEVの特性に合わせて機能やサービスが追加される。

具体的には、万が一充電プラグを挿し忘れていた場合にスマートフォンに通知することで確実な充電をサポートする機能や、マツダコネクトの画面上で充電・空調のスケジュール設定、スマートフォンアプリ「MyMazda」での充電・空調の設定操作が追加された。さらにバッテリーに優しい充電をするための推奨設定・機能なども用意する。

■マツダコネクトで追加したEV専用サービス
・リモートチャージ:「MyMazda」アプリを使い、駆動用バッテリーの充電オン/オフが可能
・リモートエアコン:「MyMazda」アプリを使い、車内のエアコンの作動/停止が可能
・充電スポット検索:「MyMazda」アプリを使い、近くの充電スポットの検索が可能
・目的地送信:充電スポット検索を使って、近くの充電スポットを目的地として送信可能
・リモートモニター:バッテリー残量やエアコン作動状況などクルマの状態を「MyMazda」アプリで確認可能
・うっかり通知:タイマー充電開始の1時間前に充電コネクタが適切に挿入されていない場合に通知

サポカー補助金の対象

マツダの安全思想に基づいた先進安全技術「i-ACTIVSENSE(iアクティブセンス)」を標準装備しており、全グレードが経済産業省や国土交通省が普及を推進する安全運転サポート車の「サポカーS・ワイド」に該当し、サポカー補助金の対象となる。

 
このように今までマツダがエンジン搭載車で培ってきた「人間中心」の開発思想を、EV仕様にも踏襲するとともに、新たな価値を与えるべくモーター駆動ならではの利点を最大限に引き出すべく挑戦してきた意欲作ともいえる。はたして量産型EVとして日本での成功なるか!?

 

ドライバーWeb編集部

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