2021/01/28 新車

マツダ初の量産EV「MX-30 EVモデル」が発売。価格は451万円から。バッテリー容量は35.5kWh!航続距離は256km(WLTCモード)



静かなEVの加減速感を音でも感じられる!?

EVは内燃機関のようなエンジンサウンドがなく、静粛性に優れる半面、加速時に音によるインフォメーションがなく車速のコントロールがしづらい場面がある。

MX-30 BEV

MX-30 EVモデルでは、より正確な車速コントロールをサポートするために、パワーユニットが発揮するトルクの状態をドライバーが無意識に認知できる独自のサウンドをオーディオシステム(=スピーカー)から発する。モータートルクと完全に同期したサウンドによって、ドライバーに走行状態を正確にフィードバック。意のままのコントロール性を実現する。

回生減速度をパドルで操る

モーターペダルの車速コントロール性をさらに高める機能として、EV専用のステアリングホイールパドルを設定。「D」ポジションを基準に左右へそれぞれ2段ずつ、計5段を設定し、左パドルは回生減速度を強める操作、右パドルは回生減速度を弱める操作となる。

MX-30 BEV

しかもパドルでの操作はアクセルオフ時の回生減速度だけでなく、アクセルオンでの加速度にも対応し、まるで車両の走行抵抗が減ったかのような軽快な走りが楽しめるという。

さらに、高速道路を走行中に右パドルの操作をすれば、減速しにくくなるので右足への緊張が緩和されつつ、一定車速を維持しやすくなるのだ。
 

MX-30 BEV

ブレーキバイワイヤで最大限に回生

ブレーキ制御にはブレーキペダルとの機械的なつながりのないバイワイヤ方式を採用。これにより緻密な制御が可能となった。ドライバーの必要とする制度力を、回生と摩擦の配分をコントロールして作動させられ、ブレーキの踏み応えと減速Gに違和感のない回生協調ブレーキ制御を実現。制動時に頭が揺れず、体のバランスが取りやすい止まり方ができることから、余計な力が必要なく、疲れないブレーキ操作が可能となったという。

 

ドライバーWeb編集部

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