2023/02/14 コラム

「枝葉に隠れて標識が見えなかった」の主張は通る？それでも違反？じつは！

今井亮一 Ryoichi Imai

見えにくい！見えなかった！

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■納得できないなら、すぐに写真を撮る

ただし、見やすいかどうか、運転者と警察官とで意見が異なることはあり得る。また、取り締まりのあと、いつの間にか枝葉が刈り取られることもある。たまたま剪定の時期だったのか、警察のほうで「ヤバイぞ」と思って刈り取ったのか。季節が移り自然と葉が落ちることもあるだろう。

「標識は見にくかった。取り締まりには納得できない」と思うなら、すぐに写真を撮影しておこう。写真はいろんな角度や距離から複数枚を撮影し、撮影の日時とあわせ生データを保存しておくのがいいと思いますよ。反則金を払うかどうかといったことは、それから考えればいいのではないかと。

文＝今井亮一
肩書きは交通ジャーナリスト。1980年代から交通違反・取り締まりを取材研究し続け、著書多数。2000年以降、情報公開条例・法を利用し大量の警察文書を入手し続けてきた。2003年から交通事件以外の裁判傍聴にも熱中。交通違反マニア、開示請求マニア、裁判傍聴マニアを自称。

ドライバーWeb編集部

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