2021/07/09 コラム

現役トラックドライバーの食事事情…「飲食店の営業時短」は大ダメージ!? 「そうでもない」と語る切実な理由

●筆者がよく食べる「山田うどん」の野菜定食

高速道路の「SA・PA」は、あくまで駐車・休憩する場所



緊急事態宣言や、まん延防止重点措置でよくクローズアップされるのは、飲食店の営業時間短縮だ。経営者にとって営業危機は深刻だし、利用者側も確かに不便を強いられている。そしてトラックドライバーにとって、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)などでの飲食施設の営業時間短縮は関係のないことではない。でも、現実的にすごく不便を強いられているかと問われれば、個人的には「そうでもない」と答えるだろう。

理由は、トラックドライバーにとって高速道路のSA・PAは、第一に休憩や時間調整で駐車する場所だからだ。同じ理由で、どんなに美味しい食べ物で有名な施設と言われていても、まともに休憩する(トラックが余裕で駐車できる)場所でなければ、そこを利用することはないだろう。

なんとなく「トラックドライバーの食事事情」めいた話になっていくが、個人的な印象も含めて言えば、上記施設の飲食店の価格が決して安くないことも関係してくる。一食500円では賄えず、限りなく1000円に近い食事代は(もらえる給料に余裕のあるドライバーがいれば別だが……)、毎度利用できない。特に新規改装された施設などは、おしゃれになったのと同時に大概飲食代も割高になっていく。また、おしゃれ化と同時に、トラックドライバーが欲するようなフツーの定食やソバ、ラーメンなどがなくなる施設はそっぽを向かれるだろう。

ドライバーWeb編集部