2023/06/16 コラム

全長5m超!ロータス初のフル電動SUV「エレトレ」がついに予約販売開始…6月17日よりスタート

フル電動に超絶スペックを誇るエレトレ

日本でロータスと取り扱うエルシーアイは、6月17日より全国のロータス正規ディーラーにてロータス初のSUV、エレトレの予約販売を開始すると発表した。国内販売価格の発表、ローンチは2023年内を予定している。

エレトレは、全長5mを超えるロータス初のフル電動SUV。ロータスでは、「オールエレクトリックハイパーSUV」と称している。約75年間にわたるスポーツカーの設計ノウハウ、エンジニアリングのコア原則、ロータスのDNAを採用し、次世代のロータスの顧客にとって望ましい、まったく新しいライフスタイルカーに進化させているという。ロータス社創業75周年の節目において、新生ロータスブランドを体現するフラッグシップだ。

【画像】エキゾチック ロータス「エレトレ」

エキゾチックな外観が特徴で、先駆的なサステイナブル素材も使用。最大航続距離は600kmだが、超高速充電を売りとしている。わずか20分で400km走れるエネルギーを充電できるという(350kWの充電器使用の場合)。駆動用モーターは前後に搭載した4WDモデルである。駆動用バッテリーの容量は112kWhだ。

グレードは2つ。最大航続距離600kmを誇る「エレトレS」は、モーター総合出力450kW(603hp)、同トルク710Nmを発揮。もっともハイパフォーマンスな「エレトレR」は、同657kW(905hp)、同985Nmとモンスター級。最大高速距離は、490kmだ。0→100km/h加速は、エレトレSが2.2秒、エレトレRは1.9秒と、恐ろしいタイムを記録している。

最新のミリ波レーダーを搭載した先進安全システムも搭載。そのほかLiDARシステムを使い、クルマの周囲200mをあらゆる方向にスキャン。周囲の高度な3Dマップを生成して、暗い場所や悪天候でも障害物を検出する。また、前方に面した望遠カメラは自車の前方500mまで検知。さらに広角レンズ、4つのサイドカメラ、リヤセンサーにより360°をフルカバーするという。

予約申し仕込み方法は、まずWeb上から来店予約。その後、最寄りの正規ディーラーから連絡が入り、予約販売の説明を受けることになる。

予約販売の申込みは、正規ディーラーとの契約になるため、申込金などの詳細は正規ディーラーとの直接やり取りになる。予約販売は、正式発表前に正規ディーラー内での生産枠の順番決めを目的としており、日本向け生産枠の関係上、予約販売を申し込んでも割り当てができないこともあるという。

エレトレの正式発表発売開始後、車両価格などを確認してオプションなどを相談。その正式契約となる。

日本にはいったい何台導入されるのか? 価格は…? 気になる正式発表は、2023年内とのことだ。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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