2021/10/29 ニュース

トヨタ新型EV「bZ4X」のスペック公表。航続距離は最大約500km…スバルの血が入った4WDモデルも!

●クルマらしい魅力も存分に味わえそう


9)EVに求められる衝突安全性能の追求



◆乗員、バッテリー、衝突相手のクルマを守る全方位衝突対応構造を採用
・EVユニットコンパートメントに左右のフロントサイドメンバーを強固につなぐクロス骨格を設定、衝突のエネルギー吸収効率を向上
・車両前方に2つのクロス部材を配置し、相手車両への加害性を低減
・床下の電池パック全面搭載を実現するため、キャビン前側に強固な枠骨格を形成
・前面衝突・側面衝突それぞれにおいてキャビンや電池パックを安定的に保護するため、衝突時の入力荷重を複数経路に分散させる構造を採用

10)電池の安全性



◆電池不具合を「防止する」「兆候から検知する」対策の強化と、新技術の導入により、万が一の状況に対して安心・安全を確保する設計・多重監視システムを採用
・セルの異常発熱の原因となる異物が混入したとしても異常発熱しない設計をした上で異物混入を排除する製造プロセスを徹底
・電池の電圧・電流・温度を多重で監視。異常発熱の兆候を検知し、発熱を防止
・電池パックの冷却液が漏れても電池に冷却液が触れない設計をするとともに、電池に冷却液が触れても短絡(ショート)での発火を防ぐ、高抵抗タイプの冷却液を新採用
・ボディと一体となり万一の衝突時の保護性能確保に寄与する大容量電池パックを新採用

11)外部給電機能



◆DC外部給電機能(V2H,V2L)(日本仕様)
・アウトドアや災害時などの緊急時に、給電器を接続し、大出力の電力を住宅や家電に供給可能
・家庭用太陽光発電と併用し、日中は太陽光発電で家に電気を供給、余剰電力は給電器を通じて車両を充電、また夜間は車両にためた電気を自宅用の電力として使うことも可能。

ドライバーWeb編集部

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