2021/07/13 新車

ロングドライブで再発見! ボルボの7シーター「XC90」のGT性能は、ハンパなかった。


■疲労を感じにくい秀逸なシート


そしてこれはボルボの伝統のひとつだが、シートの出来が非常にいいことも、楽しく快適な走りに大きく寄与している。ゆったりしたサイズながら絶妙なホールド感があり、優しく包み込むように身体を支えてくれるシートは、これを理由にクルマを買う人がいても不思議はない。

松本ICからは長野ICまで長野自動車道に乗り、16時過ぎに最終目的地の長野駅に到着。この日の走行距離は300km強と、ロングドライブと言うほど長くはないが、体感的にはもっと短かく感じた。つまり、XC90がとても快適だったので、疲労を感じなかったのである。ロングドライブに打って付けの1台と言っていいだろう。ちなみに今回の燃費はワインディングロードが多かったにもかかわらず、WLTCモードの10.5km/Lとほぼ同じだった。

6月24日にボルボは、2022年にXC90の後継モデルとなるBEVがお披露目されると発表した。現行モデルは2015年デビューなので、すでにモデルサイクルの後半に入っていることは間違いないが、XC90は最新のライバルと比較してもまったく見劣りしないどころか、このクルマでしか味わえない魅力に溢れていると、今回の取材で改めて確認することができた。車両価格は消費税込みで1000万円前後と決して安くはないが、オーナーになれば高い満足感が味わえるはずである。


<文=竹花寿実 写真=山本佳吾>



■B6 AWD Rデザイン エアサスペンション装着車(4WD・8速AT) 

主要諸元
【寸法㎜・重量㎏】
全長:4950㎜
全幅:1960㎜
全高:1760㎜ 
ホイールベース:2985㎜ 
トレッド:前1675㎜/後1680㎜ 
最低地上高:180㎜ 
車両重量:2150㎏ 

【パワーユニット・性能】
エンジン型式:B420T 
エンジン種類:直4DOHCターボ+電動スーパーチャージャー 
ボア×ストローク:82.0㎜×93.2㎜ 
圧縮比:9.0 
総排気量:1968cc 
エンジン最高出力:220kW(300ps)/5400rpm 
エンジン最大トルク:420Nm(42.8㎏m)/2100~4800rpm 
使用燃料・タンク容量:プレミアム・71ℓ 
モーター型式:3330 
モーター種類:交流同期電動機 
モーター最高出力:10kW/3000rpm 
モーター最大トルク:40Nm/2250rpm 
駆動用バッテリー:リチウムイオン 
WLTCモード燃費:10.4㎞/ℓ 
最小回転半径:6.0m 
乗車定員:7人 

【諸装置】
サスペンション:前ダブルウイッシュボーン/後マルチリンク 
ブレーキ:前後Vディスク 
タイヤ:前後275/35R22

【価格】
車両本体価格:1004万円


ドライバーWeb編集部