2021/07/13 新車

ロングドライブで再発見! ボルボの7シーター「XC90」のGT性能は、ハンパなかった。


■本領発揮は高速道路のクルージングで


金沢から南下して、次は岐阜県の白川郷を経由し高山市へ。北陸自動車道と東海北陸自動車道で約2時間。走行距離は約130kmである。XC90で走る高速道路は非常に快適だ。パワートレーンが十二分にパワフルなので、加速力に余裕があり、かつスムーズ。巡航時には緻密に2気筒を休止制御するが、2〜4気筒の切り替わりもメーターパネル内の表示を見なければ判らない。乗り心地も、ホイールベースが2985mmもあるので、275/35R22サイズのピレリPゼロを履いているのが嘘のようにフラット。エンジンノイズやバイブレーションはしっかり抑えられていて、静粛性も高い。また直進性が良好なので運転がとても楽だ。車線維持支援機能であるパイロット・アシストと全車速追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)をアクティブにすれば、どこまでも走って行けそうな気分になる。

高山では、取材に同行した山本佳吾カメラマンが、ラリー取材で何度も訪れたことがあるという食事処へ。ホルモン焼きの名店「鉄板焼 国八食堂」で昼食を取った我々は、国道158号で上高地を越えて長野県松本市へ向かった。距離は80km程だが、道程の大半は勾配がきつく曲がりくねったワインディングロードである。

XC90

ここでもXC90は完成度の高い走りを披露した。パワフルでスムーズなパワートレーンがストレスのない加速を示してくれる。それを実現しているのが、電子制御リヤ・エアサスペンションと、減衰力を連続的に最適制御するドライビングモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシーだ。余計なピッチングやローリングを抑えて、俊敏で正確なハンドリングと、優れた快適性を両立。特にスポーツモードでは、22インチタイヤをまったく持て余すようなこともなく、大柄な車体を意識することもなく、とても気持ちのいいドライブが楽しめた。


ドライバーWeb編集部