2017/10/12 イベント

ファン熱狂!の、 F1日本GP ウイークを体感生レポート




15時。予選スタート


熱い雲に覆われているものの、気温は23℃と温かく適温。予選前のパワーユニット(PU)交換でフェルナンド・アロンソ(マクラーレン ホンダ)は35グリッド、カルロス・サインツJr.(トロ・ロッソ)、ジョリオン・パーマー(ルノー)は20グリッドの降格。そしてバルテリ・ボッタス(メルセデス)とキミ・ライコネン(フェラーリ)はギヤボックスの交換で5グリッド降格がすでに決まっているなか予選がスタートしました。

前日の雨の影響もなく路面はドライ。Q1からほとんどのドライバーがスーパーソフトタイヤでアタックするなか、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はソフトタイヤでアタック。フリー走行でクラッシュしたキミ・ライコネンはピット作業が続き、アタックできないまま終わるの!? とファンをやきもきさせたけど、なんとかコースに復帰。

決勝のスタートグリッドはポールポジションにハミルトン、以降ベッテル、リカルド(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)と続き、6番手ボッタス、9番手バンドーン(マクラーレン ホンダ)、10番手ライコネン、20番手アロンソ(最後尾)となりました。



 


決勝前のドライバーから貴重な話しが聞けちゃう!


予選後は前夜祭イベントとして、フェラーリ&メルセデスのドライバートークショーが開催されました。
フェラーリとメルセデス、テレビの裏番組のようにここ数年被せて行われるため、どちらかを選ばなければなりません! 難しい選択ですが、どちらに行ってもすごく楽しめます!



●F1フェラーリドライバー セバスチャン・ベッテル(左)、キミ・ライコネン(右)



●F1メルセデスドライバー ルイス・ハミルトン
 


琢磨と可夢偉のトークショーが初めて実現!


グランドスタンドで行われたフェラーリのトークショーの少し前には、佐藤琢磨選手と小林可夢偉選手のトークショーも行われました。
意外にも2人はこのときが初のトークセッションだったそう。F1レーサーとして活躍した年代が違うとそういうふうになるのでしょうか。



●インディーカー シリーズのドライバー佐藤琢磨(右)。FIA世界耐久選手権(WEC)、全日本スーパーフォーミュラ選手権のドライバー小林可夢偉(右)

F1参戦時期
佐藤琢磨選手 2002〜08年小林可夢偉選手 2009〜14年

 


緊張感漂うピットを間近で


前夜祭後は今年初開催の「ナイトピットウオーク&ホームストレートウオーク」に参加!

決勝前の緊張感漂うピット作業が見られるとあって、スタートが19時と遅い時間にもかかわらず、ピットロードは身動きが取れないほど人が密集! 特にフェラーリとメルセデスのピットはもみくちゃになりながらピット作業を見学しました。でも通常なら体験できないレース前のピットの空気感や、ピットロード、チームの機材などを間近で見られる貴重な機会。だからもみくちゃになってもOK!って思えちゃいます。












毎年予選、ピット作業が終わると誰もいなくなったコースをF1チームのスタッフが必ずランニングしています。これもF1ならではの光景です。

予選が終わってすぐ帰るのもOKなのですが、前夜祭が終わる19時ごろまでいると新たな発見があるかもしれません。F1GPを構築しているのはレースだけじゃなく、それ以外の時間、要素も含んだすべてですから、そういった雰囲気を存分に満喫できるハズです。



●今年初開催のイベントにより、コース上にはファンがたくさんいたので走りづらそうでした。それでも多くのチームスタッフが走っていました。ドライバーだけじゃなく、チームスタッフみんなで体づくりをして、お互いを高めているのが見られて感動します

 

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