乗る人みんなが笑顔になるSTIチューン｜スバル フォレスター STI Sport｜

フォレスターが持つスポーティな走りとともに、乗り心地のよさも極めていったらどうなるのか。その答えが、STIのテクノロジーが注ぎ込まれて生まれたSTI Sportだ。

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スポーツ性と快適性を高める
 
高重心でロールが大きく、車重が重たく加速が鈍い、従来のヘビーデューティなクロカンと一線を画す、低重心の水平対向エンジン＆シンメトリカルAWDという独自のパッケージングでクロスオーバーSUVのジャンルを切り開いたフォレスター。
 
5代目の現行モデルはハイブリッドのe-BOXERと1.8Lガソリン直噴ターボの2本立て。エンジン回転数の上昇とシンクロした加速の盛り上がり、ボクサーエンジンならではの滑らかな吹き上がりをダイレクトに体感できる「純内燃機関」を搭載するスポーツの楽しさをより先鋭化させたのが、フォレスター STI Sportだ。
 
STI（スバルテクニカインターナショナル）がモータースポーツで得た知見を注ぎ、スポーティな走りと内外装の質感を高めたフォレスターの最上級モデルという位置付け。
 
注目はインプレッサ STI Sportに続き採用されたフロントのSFRD（周波数応答型ダンパー）。　高周波／低周波どちらの振動も吸収できるようにシリンダー内部に2つの油圧経路を設けて、街乗りの快適性と大きな負荷がかかるワインディングや高速レーンチェンジでの操縦安定性を両立。リヤダンパーにもSTI専用チューニングが施される。
 
スーパーGTやニュルブルクリンク24時間レースなど、過酷なレースフィールドで磨き上げたドライバーを昂揚させるキレのいい走りに加え、SFRDによるしなやかな乗り味を兼ね備えたフォレスター STI Sport。「乗る人みんなが笑顔になる」家族にオススメのSUVだ。
 

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●クリスタルホワイト・パールのボディ色に映えるブラック塗装のルーフスポイラーとリヤガーニッシュ。チェリーレッドのSTIオーナメントが誇らしい
 

スポーツセダンに匹敵する走りの秘密はこれ！

●凹凸路や荒れた路面で小刻みにショックを拾う高周波振動と、うねり路やコーナーで生じる低周波振動を、独自の油圧機構で取り除くSFRD（周波数応答型ダンパー）を採用する
 

●ブラック塗装加飾付きのバンパーガード、フロントフォグランプカバーが頼もしさを際立たせる。ブラックアウトされた大型のヘキサゴングリルにSTIオーナメントをあしらった
 

●Sportがアクセントシルバー塗装加飾なのに対し、STI Sportはブラック塗装加飾が施されたサイドクラッディング
 

●角度や光の加減でさまざまな表情を見せる、スーパーブラックハイラスター塗装が施された18インチアルミホイール
 
 

●高触感革をレッドステッチで縫い付け、ブラックラスト加飾をあしらった本革巻きステアリング、ボルドー表皮のインパネ加飾パネルが視覚と触感両面で特別感を演出
 

●ハニカムの盤面にチェリーレッドのリングと目盛りをあしらったSTI Sport用メーター


●センタートレイの加飾はブラックラスト塗装＆ボルドー表皮巻きで、統一感のある内装に
 

●ナッパレザーでホールド性に優れたシートを包み込み、コンプリートモデルの特別感を演出。黒を基調にサイド部分にボルドーをあしらい、レッドステッチで縫い上げた
 

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■STI Sport（4WD・8速CVT）主要諸元
【寸法・重量】
全長：4640mm
全幅：1815mm
全高：1715mm
ホイールベース：2670mm
トレッド：前1565mm／後1570mm
最低地上高：220mm
車両重量：1570kg
 
【エンジン・性能】
型式：CB18
種類：水平対向4DOHCターボ
総排気量：1795cc
ボア×ストローク：80.6mm×88.0mm
圧縮比：10.4
最高出力：130kW（177ps）／5200〜5600rpm
最大トルク：300Nm（30.6kgm）／1600〜3600rpm
使用燃料・タンク容量：レギュラー・63L
WLTCモード燃費：13.6km/L
最小回転半径：5.4ｍ
乗車定員：5人
 
【諸装置】
サスペンション：前ストラット／後ダブルウイッシュボーン
ブレーキ：前後Ｖディスク
タイヤ：225/55R18
 
【メーカー希望小売価格】
363万円
 
スバル フォレスター STI Sportの詳細はこちら（SUBARU公式ウェブサイト）

 
〈文＝湯目由明　写真＝佐藤正巳〉