2021/10/15 コラム

「つきまとい男から逃げたくて」…首都高を176キロで走行した女性に判決。情状酌量の余地はある?

●事故が起きなくてよかったが


■「連絡がひんぱんにきて…」



弁護人「80キロ規制であることは」
被告人「知ってました」
弁護人「96キロオーバー、なぜそんなに出したのですか」

そう、そこだよ。こんなお嬢様がなぜ176キロも出したのか。

被告人「んとぉ…◯◯仲間の人が、家にまでついてくるんじゃないかっていうのがあって…」
弁護人「◯◯仲間の△△さんは、どんな方ですか?」

◯◯を私はあとでネット検索してみた。ずばりヒットがあった。さすがにそこは伏せよう。要するに、ある趣味の仲間の1人、だいぶ年上の男性だ。

被告人「連絡がひんぱんにきて、2人で会おうってお誘いが…断っても断っても…私の家の近くへ来てたりして、怖かったんです」

本件当日、被告人は趣味の集まりに参加。△△も来ていた。被告人は早めに帰ることにした。父親のかな、ある高級車を運転して首都高速を走っていると…。

被告人「△△さんのクルマが後ろについて来てました」

ドライバーWeb編集部

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