2021/04/02 新車

【世界最強のPHEVオープンカー】フェラーリ SF90スパイダー初上陸! デリバリーは2021年末から



■ルーフを閉じた状態も極めて美しい


センターコンソールのスイッチひとつで開閉する電動開閉式のルーフはRHT(リトラクタブルハードトップ)で、開閉に要する時間はわずか14秒。車速が45km/h以下であれば走行中でも開閉可能だ。このRHTはとてもコンパクトな設計で、オープン時にも車体後部のエンジンベイからV8エンジンの姿を見ることが出来る。またパーツの多くにアルミニウムを使用し、一般的なRHTより約40kgも軽量になっている。

SF90

クーペのSF90ストラダーレとの違いを、ルーフ部以外にほとんど見つける事ができない、極めて美しいスタイリングを実現した点もSF90スパイダーの特徴だ。実際には全高は20mm低くなっているほか、フロントウインドーは若干前方に移動され、RHTの格納スペース確保のためにシートもやや前方に配置されているそうだが、2台並べて直接比較してもわからないかもしれないと思うほど、見事な仕上がりである。なおSF90スパイダーの前後重量配分は、前45:後55ととても良好だ。

SF90

エアロダイナミクスがまったくおろそかにされていない点もSF90スパイダーのすばらしいところ。最初期のプラットフォーム設計の段階から、「RHTの展開時にパフォーマンスレベルを維持すること」、「RHTの格納時に空力的乱流とノイズを最小限に抑えること」、「エンジンベイのフローを最適化すること」という3つの目標を設定していたという。

日本市場における価格は、消費税込みで5856万円から。カーボンファイバー製リヤスポイラーやアルミニウム製ダンパー、チタン製のスプリングおよびエグゾーストシステム、専用のカーボン製インテリアパーツが備わり、22kgの軽量化を実現する「アセット フィオラノ」を選択すると、約570万円アップとなる。なお、国内のデリバリーは2021年末頃にスタートする見込みだ。


<文=竹花寿実 写真=竹花寿実/フェラーリ・ジャパン>




■SF90スパイダー(4WD・8速DCT) 
主要諸元
【寸法・重量】
全長:4704㎜ 
全幅:1973㎜ 
全高:1191㎜
ホイールベース:2649㎜ 
トレッド:前1679/後1652㎜ 
車両重量:1670㎏ 
乗車定員:2人 

【パワートレーン・性能】
エンジン種類:V8DOHCターボ 
総排気量:3990cc 
ボア×ストローク:88×82㎜ 
圧縮比:9.4 
最高出力:574kW(780ps)/7500rpm 
最大トルク:800Nm(81.5㎏m)/6000rpm 
使用燃料・タンク容量:プレミアム・68ℓ 
モーター最高出力:162kW(220ps) 

【諸装置】
タイヤ:前255/35ZR20/後315/30ZR20 

【価格】
5856万円(消費税率10%込み)



ドライバーWeb編集部・青山

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