2024/04/16 カー用品 PR

【GR86/BRZカスタム】ボルトオンターボを気軽に楽しめる!|HKS|

HKS
[エッチ・ケー・エス]



GR86のデビュー当時から筑波サーキットでのタイムアタックを続けるHKS。そこで培われたノウハウやパーツをストリート向けにリファインしてインストールしたのが、このHKS GR86 GT400+コンセプトだ。



■筑波最速タイムを更新中

エンジン排気量の拡大や軽量・高剛性ボディなど、先代のZN6から各部がブラッシュアップされたGR86(ZN8)。チューニングベース車としての素性のよさに着目したHKSでは、1周のラップタイプがクルマの動力性能を知るうえでのひとつの目安となる、筑波サーキットコース2000でのタイムアタックをGR86のデビュー直後から継続中だ。

初回はサスペンションと吸排気系の変更、軽量化にとどめて、エンジンはノーマルのまま。Sタイヤを装着してベストラップ1分1秒855を記録し、潜在能力の高さを示した。

その後のタイムアタックでは開発段階のエアロパーツやボルトオンターボキットを投入し、チューニング内容をバージョンアップ。GR86最速の58秒台に到達し、直近のタイムアタックでは56秒135を記録した。

谷口信輝選手のアタックで記録更新を続けるのが、レーシングパフォーマーGR86と名付けられた開発車両。サーキットで限界域のパフォーマンスや耐久性を試しながら、得られた知見をストリート向けにアレンジすることで、信頼性の高いチューニングパーツへと進化する。過給器、制御・冷却系からエアロパーツに至るまで、トータルでパッケージングしたのが写真のデモカー「HKS GR86 GT400+コンセプト」だ。

HKSではフィーリングを重視したチューニングが楽しめる吸排気系パーツ、スーパーチャージャーキットに続き、待望のボルトオンターボキットが市販化に向けて現在鋭意開発中だ。

前述のラップタイムも開発中のターボキットを装着してのもの。ZN6のボルトオンターボキットでも実績のあるGTⅢ-RSターボチャージャーを軸に、前置きインタークーラーとパイピング類、エキゾーストマニホールド、保安基準をクリアするのに必須の触媒など、ボルトオン装着に必要なパーツ一式をキット化。

ターボ化のハードルを低くするため、インジェクターなどの燃料系は純正のまま、制御系は純正ECUにカプラーオン接続で燃料と点火時期の補正を行うサブコンピューター、F-CONisを使用。プロトタイプの最高出力は約370馬力、最大トルクは3000回転付近で発揮する。進化し続けるGR86/BRZチューンが新たなステージに到達した。




●インパネのオーディオスペースに空燃比をモニタリングできるA/Fノックアンプが収まる。ステアリングはナルディとのコラボモデル。シートはHKS創業50周年記念で限定販売された、ブリッドのZETA Ⅳ。優れたホールド性能とフィット感で適切なドラポジを保持




●HKSレーシングスタイルを継承した保安基準適合のボディキットタイプS。スタイリッシュなフォルムで走行安定性が向上する。写真はBRZ(ZD8)


●写真はプロトタイプ。ターボチャージャーは排気エネルギーで吸気を圧縮し、燃焼室内により多くの空気を送り込んで出力を向上させる


●排気量が400cc増え、ZN6よりもスペースの限られるエンジンルームにピッタリ収まるGTⅢ-RSボルトオンターボキット。吸気温度を下げる前置きインタークーラーも付属




オイルクーラーキット
価格:23万9800円

●NAでもサーキットで周回を重ねるとエンジンオイルの温度が130℃を超えるので、過給器チューニングではオイルクーラーが必需品。前置きインタークーラーとの併用が可能


ハイパーマックスR
価格:30万5800円

●専用のダンパーフルードSRFと高強度スプリングLVSの採用で、高次元の走りと乗り心地を両立。ハイグリップタイヤを履かせても純正のようなFRらしい挙動を楽しめる


〈文=湯目由明 写真=岡 拓〉



■問い合わせ先
HKS
TEL:0544-29-1235 
https://www.hks-power.co.jp/

ドライバーWeb編集部

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