2023/09/27 コラム

最近何かと話題のBYD。どこで買える? 気になるアフターサービスは?

●着々と全国に増えつつあるBYD正規ディーラー店

つい先日、コンパクトバッテリーEV(BEV)の「ドルフィン」を発表したBYD。充実した装備や十分なクオリティを備えつつ割安な価格設定が話題になるなど、ここ日本でもその存在感は増しつつある。しかし、気にはなっていても、どこにディーラーがあるのか、どんな買い方があるのか、アフターサービスなど、まだ詳しくはわからない人も多いだろう。そこでここではそのあたりを解説していく。

■どこで買えるの?
まず、9月27日現在で正規ディーラーとして開業しているのは以下の11店舗になる。
・群馬県
BYD AUTO 前橋店

・埼玉県
BYD AUTO 越谷店

・東京都
BYD AUTO 池袋店
BYD AUTO 東京品川店

・神奈川県
BYD AUTO 東名横浜店
BYD AUTO 横浜中央店

・山梨県
BYD AUTO 山梨店

・大阪府
BYD AUTO 堺店
BYD AUTO EXPOCITY店

・福岡県
BYD AUTO 福岡西店

・鹿児島県
BYD AUTO 鹿児島店

そのほか、北は北海道から南は沖縄まで、37の開業準備室を構えている。開業準備室とは、例えば新車もしくは中古車ディーラーやカーケア用品店などの一角を借りて営業している、いわば仮店舗のこと。ここはまだ本格的なショールームではないが、試乗や購入に関する相談及び購入後のアフターサービスを受け付けている。

■どんな買い方があるの?
BYDではサブスク型リース「BYD eフラット」があり、頭金、ボーナス払いなしで毎月3万8830円(ドルフィン標準仕様の場合)で4年間乗ることができる。4年間の支払いが終わったら、新車に乗り換えるか、ディーラーに車両を返却するプランだ。ほかには残価据え置き型ローンや通常型のローン支払いなどを用意。

■アフターサービスはどんなものがある?
全国のBYD正規ディーラーで利用できる「BYD 安心サポートプログラム」というものがある。これは新車登録日から4年、もしくは10万kmまで(高電圧部品は8年、15万km)無償で保証が受けられるというもの。動力伝達機構、ステアリング、ブレーキやボディのサビ、モーター、モーターコントローラー、バッテリーなど多岐に渡る部品を修理、交換してくれる。※消耗品など、サービスを受けられないものもある。

また、事故やトラブルにも対応してくれる「ロードサイドアシスタンス」も用意。レッカーサービスや電欠時の駆けつけサービスなど、こちらも充実した内容となっている。

さらに有償で「BYD eパスポート」も用意。こちらは3年目の初回車検を含む4年間の点検パッケージとそれに付随する基本部品の交換に対応。定期交換部品や消耗部品の交換、6カ月点検などがアット3だと13万9700円、ドルフィンでは12万6500円で受けられる。追加料金を払えば期間を延長することもできる。

■ドルフィンのデリバリースケジュールは?
大まかにはボディカラーで分かれており、標準仕様のアーバングレーが2023年10月、コーラルピンク、サンドホワイトと、2トーンとなるロングレンジのスキーホワイト✕アーバングレーが11月、ロングレンジのコーラルピンク✕アーバングレー、サーフブルー✕アーバングレー、アトランティスグレー✕ブラックが12月以降に納車される予定になっている。

ちなみに、10月20日からドルフィンに試乗して「BYDで行く星野リゾートでの充電旅(仮称)」というイベントを開催予定だ。興味があれば、あなたの住んでいる最寄りのディーラーか開業準備室で、試乗や星野リゾートのキャンペーンに応募してみてはいかがだろうか?

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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