2023/05/20 モータースポーツ

【速報】やはりWRC王者はドリフトでも強かった…ロバンペラ選手がFDJ初参戦で単走優勝!

単走で優勝したカッレ・ロバンペラ選手

ドリフトの聖地エビスサーキット(福島県)にて5月20日、21日に開催される「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)第2戦に、2022年WRCワールドチャンピオンのカッレ・ロバンペラ選手がKR69 CUSCO Racingより参戦。20日に行われた単走で優勝した。

マシンはCUSCO Racingが製作したRed Bull GRカローラ。パワーユニットにはHKSが手がけた3.4Lの2JZ-GTE +GT75100_BBタービンを搭載する。



本日20日に行われた2本の単走は1本目はウエット、2本目はドライコンディションでの戦いとなったが、どちらも世界王者の走りを遺憾なく発揮して2本ともトップを獲得。観戦したファンを魅了した。



カッレ選手の父はかつてのWRCのトップドライバー ハリ・ロバンペラ。その昔、北海道で開催されたラリージャパンでもワークスドライバーとしてプジョー308WRCや三菱ランサーWRC05で参戦しているので、その走りを目にしたラリーファンも多いだろう。

そのような環境下で12歳からラリーに参戦、昨年最年少で世界の頂点に立ったカッレ選手はドリフトの大ファンでもあり、聖地エビスでの走行も初めてではないという。

明日21日はラリーの世界にはない追走方式での戦い。単走で世界トップの力をみせつけたカッレ選手に挑む形となったFDJのトップドライバーの走りにも注目だ。

追走結果、マシン詳細等は追って報告する。

〈文と写真=高橋 学〉

ドライバーWeb編集部

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