2022/12/19 コラム

三菱旧車のデザイン開発秘話を掲載したウェブサイトが公開。ギャラン、ランサー、ミラージュ、スタリオンなどを紹介

スタリオンには、開発途中でカープラザ店用に2ドアノッチバックモデルが用意されていた!?

三菱カーデザインの軌跡・コミッティは2022年12月4日、三菱旧車のデザイン開発とイラストレーションを紹介するウェブサイト「三菱カーデザインの軌跡」を開設した。

■「三菱カーデザインの軌跡」  https://mit-cardesign-t.com/ 

巷に流布している三菱車の情報は、なかには正しくないものも含まれており、正しい情報を提供したいという元三菱自動車のデザイナー有志がウェブサイトの立ち上げを企画。

デザインストーリーは、30年以上昔のデザイン開発の様子をこれまで未公開の貴重な画像を含めて語るストーリー。以下17車種のエクステリア、インテリア、カラーなどのデザインを紹介する。

<掲載車種>
・三菱500(1960年)
・コルト1000(1963年)
・デボネア(1964年)
・コルト800(1965年)
・ミニカ’70(1969年)
・コルトギャラン(1969年)
・コルトギャランGTO(1970年)
・ギャランクーペFTO(1971年)
・ランサー(1973年)
・ギャラン シグマ(1976年)
・ギャラン ラムダ(1976年)
・ミラージュ(1978年)
・トレディア(1982年)
・コルディア(1982年)
・スタリオン(1982年)
・パジェロ(1982年)
・シャリオ(1983年)

ランサーセレステの次期型車として企画が生まれたスタリオンは、開発途中でカープラザ店用に2ドアノッチバックモデルが用意されていたなど、秘話中の秘話を展開。初めて知る事実に驚かされることが多い。

イラストレーションは、プロとアマチュアのイラストレーターたちが、それぞれのアート感覚で描いた三菱旧車のイラストレーションの数々を紹介。

三菱車のデザインを中心とした開発秘話を知るには、恰好のウェブサイトである。ぜひ訪れてみてほしい。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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