2021/06/24 新車

ホンダ、新型シビック ハッチバック世界初公開。クーペのような不思議スタイル!

●フロントセクションは「セダン」とほぼ同じ


コンセプトは「爽快シビック」



そんななか、11代目は「爽快シビック」のグランドコンセプトのもと誕生した。親しみやすさと特別な存在感を併せ持ち、乗る人全員が「爽快」になれるクルマを目指した。また、「爽」の字は横棒と4つの「メ」を除くと「人」という字になるが、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を象徴したものでもある。


●LX

パッケージングはもちろん「人中心」の“爽快パッケージ”を実現。全長4550㎜×全幅1800㎜×全高1415㎜は、現行モデルに比べて30㎜長く、5㎜低い。ホイールベースは35㎜延長し(2735㎜)、延長分は後席の足元空間の拡大にあてている。Aピラーを50㎜後退させた点も特徴で、水平視野角を広げたほか、キャビンがタイヤに乗るスタイリングとなることで、デザインに安定感をもたらしている。


●LX

外観は開放的でグラッシーなキャビンと薄く軽快に見えるボディが特徴の爽快感あふれるデザインが特徴。モチーフになったのはシビックのなかでもエポックメイキングな3代目の「ワンダーシビック」である。歴代シビックを研究するなかで、低全高でも閉塞感を感じず、低く薄くタイヤの存在感を強調した意匠を持つ点に、ホンダの骨格のDNAを見出したという。


●1983年登場「ワンダーシビック」

デザインは、リヤドアの部分までセダンと共通で、フロントグリルはセダン/ハッチバックでそれぞれ異なっている。ハッチバックの最大の特徴は、フロントからリヤに流れるようなスリークなルーフラインだ。新型では北米向けに設定していたクーペがラインアップから外れるため、そうしたデザインの要素も取り入れてクーペライクな意匠になっている。

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING