2021/06/24 新車

ホンダ、新型シビック ハッチバック世界初公開。クーペのような不思議スタイル!

●フロントセクションは「セダン」とほぼ同じ



装備充実…価格上昇が気になるが?



装備面では、「LX」はホンダコネクト(シビック初採用で、新型ヴェゼルに対して自動地図更新サービスや車内Wi-Fiなどを標準とした仕様)、9インチディスプレーオーディオ(シビック初)、ホンダセンシング、ブラインドスポットインフォメーション、左右独立温度調整式オートエアコン、ニーエアバッグを標準装備。これに対して、上級の「EX」は、BOSEオーディオ(シビック初)、運転席8ウェイ/助手席4ウェイパワーシート、歩行者にも配慮したミドルビームシステムを採用したアダプティブドライビングビーム(ホンダ初)、ワイヤレスチャージャー、10.2インチ高精細フルカラー液晶パネルを採用したフルグラフィックメーター(シビック初)が標準となる。


●段差はできるがさすがに広い

安全装備では、先進安全運転支援システムの「ホンダセンシング」がアップデート。現行モデルは単眼カメラ+ミリ波レーダーでシステム構成されていたが、新型はフロントワイドビューカメラ+ソナーセンサーシステム(前後各4つ)+リヤコーナーレーダーに刷新。踏み間違い衝突軽減システム(誤発進抑制機能/後方誤発進抑制機能/近距離衝突軽減ブレーキ)を追加し、高速道路の低速走行時(0-65㎞/h)の運転操作を支援するトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を新採用。渋滞追従付きACC(アダプティブクルーズコントロール)や車線維持支援システム(LKAS)も性能進化を果たしている。

なお車両の生産は、現行モデルのハッチバック、タイプRが英国工場製(国内向けセダンは日本の寄居工場製)だったが、英国工場の閉鎖に伴い、国内向けハッチバックの新型は寄居工場で造られることになった。北米やタイなどでも生産され、世界各地に輸出されるが、ハイブリッド車のみのラインアップとなる欧州向けは日本から輸出される見込みだ。

今回のシビック発表と同時に、純正アクセサリーについても概要が公開された。「ふたりのための上質なクーペ」をコンセプトに、外観はフロントロアースカート、テールゲートスポイラー、ブラックエンブレム、ブラックのドアミラーカバーでスポーティに装い、18インチアルミホイール「MS-038」で足元を引き締めている。インテリアはホワイトLEDとレッドLEDのイルミネーションアイテムが目玉となる。



●大型のリヤゲートスポイラー

気になる価格面だが…判明するのはもう少し先になりそう。発売は秋ごろを予定している。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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