2021/01/14 Q&A

N-WGNにはあるのに…新型N-ONEがテレスコピック機構を採用できなかった理由

販売は絶好調だけど…指摘されるのは「テレスコピックの不採用」


ボディパネルとガラスの形状がすべて先代から流用された新型N-ONE。その狙いはコストダウンも当然あるだろうが、最大の目的はN-ONEを“オンリーワン”の存在にする外形デザインにある。


●新型N-ONE オリジナル

1967年にホンダが初めて発売した軽乗用車「N360」をモチーフにし、時代を超えて幅広いユーザー層に愛され続ける「タイムレスデザイン」の確実な継承だ。


●N360(1967年)

まさに前代未聞のフルモデルチェンジ。だが、フタを開ければ、2020年11月20日の発売から1カ月の受注台数は、販売計画の4倍以上となる8000台超に達した。SNSの反応などを見ても、“流用”に対する否定的な意見はあまり見られない。まだデビュー間もないが、新型N-ONEの“異次元キープコンセプト”は市場でも好意的に受け止められ、好調なスタートをきったかたちだ。

一方、目立った指摘といえば、ステアリングを前後調整できるテレスコピック機構を採用しなかったこと。といっても、軽自動車でテレスコピックを設定する車種は皆無に近い。N-ONEでなぜクローズアップされるかといえば、前年にフルモデルチェンジしたN-WGNが、上下調整のチルト機構とともにテレスコピック(調整幅30mm)を全車標準装備しているからだ。


●N-WGN


●N-WGNはチルト/テレスコピック機構が全車標準装備だ

ドライビングポジションがしっくりくれば、ステアリング調整は別になくてもかまわない。しかし、身長175cmの筆者もポジションをとるとステアリングの位置が遠めで、テレスコピックが欲しくなる。新型はほかに欠点らしい欠点がないため、これが余計残念に感じられる。


●新型N-ONEでドライビングポジションを取ると、ステアリングが少し遠目になる

ドライバーWeb編集部

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