2020/09/28 ニュース

次期86/BRZのエンジンの排気量は2.4Lで確定!? トヨタのD-4Sは搭載されない?

次期モデルの開発は順調…らしい?


トヨタとスバルのコラボレーションによって生まれたFRスポーツ「86/BRZ」。比較的安価でありながら、2L水平対向エンジンは最新モデルで207馬力(6速MT)とサーキットでも十分楽しめるポテンシャル。カスタムパーツも次々にリリースされ、クルマ好きが遊ぶには楽しい素材として認知が広まった。

当初はトヨタ側にあまり乗り気でない勢力もあったようだが、豊田章男社長の強力なプッシュをはじめ、提携関係にあったスバルの強力もあって共同開発が実現。フタを明けてみれば製造側のBRZよりも86のほうが売れたわけだが、それは販売店の数も違うから致し方ない。



ちなみに、すでにBRZは生産を終了。一方で86はまだアナウンスはなく販売を継続しているが、兄弟車であるBRZの状況を考えれば近々86も生産終了を迎えるのかもしれない。



●4月16日まででWeb商談を締め切った86特別仕様車「ブラックエディション」は、かつて限定400台で発売され、最終モデルとなったAE86の特別仕様車の雰囲気にそっくり。つまり86も現行型の最終モデルを示唆しているのだろう

一時は、次期モデルではスバルが手を引く・・なんてウワサも聞こえてきていた。だが本当のところはトヨタとスバルの関係はそのままに、次期モデルは順調に開発が進められているようだ。4WD一辺倒だったスバルにも「FRっておもしろいな」という意見が増えてきたらしく、さらに前のめりで開発に打ち込んでいる、といううれしい話まで聞こえてくるようになった。

そんな次期モデルに関して、現段階で編集部が極秘に入手した情報をまとめてみようと思う。

直噴システムはスバル独自か


まずはエンジン。これまで2LのFA20を搭載してきたが、次期モデルでは2.4Lまで排気量が拡大される。スバルの2.4Lといえば、すでに米国でデビュー済みの新型レガシィなどに搭載されている2.4L直噴ターボ「FA24」。次期86/BRZ用はもちろんNAであり、これにトヨタの直噴&ポート噴射システム「D-4S」を組み合わせる…と思いきや、そうではなさそう。直噴システムはスバル独自のものとなるらしい。最高出力は220馬力程度か?

プラットフォームは、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の考え方を取り入れて剛性アップなどは図られるが、基本的にはキャリーオーバー。FRスポーツ用の新しい車台を新規でつくるよりも、今あるものを熟成させる方向で開発されているようだ。とするとボディサイズも現行型とほぼ同じで、2プラス2のパッケージングもそのままである。

外観デザインは大人な雰囲気に


デザインはどうだろうか。基本デザインはトヨタ側が見定め、それを基にスバル側が製品に落とし込むという流れのようだ。現行型は「ちょっと子供っぽかった」という反省が互いにあるようで、ぐっと大人な雰囲気を目指しているとのこと。「次期86はミニスープラ」なんてウワサもあるが、あそこまでマッチョなスポーツカーではなく、サラリと乗れるような雰囲気になるのかも?

乗り味に関しては、現行型の登場当初「86とBRZの足のセッティングが違って、86は滑らす方向、BRZはスタビリティ方向」なんて言われ方をした。だが現行最終型では2台の走りは瓜二つ。目指すべき方向が定まってきたのだろう、よく足が動いてFRらしい荷重コントロールを楽しめるようになってきた。

次期型もその方向性はそのままに、「意のまま感」をさらにかさ上げすべく鋭意開発が進められている。「現在、トヨタとスバルが乗り味について熱く話し合っている最中」とのこと。高みを目指すべく互いのプライドを戦わせることは何も悪いことではない。

変速機は6速MT/ATと現行型を踏襲。問題は、6速MTの耐久性。86レースでたびたび話題になる話だが、新型に搭載されるトランスミッションはかなりテコ入れされる模様だ。

スポーツカーの生産を続けることは難しい…その難題に立ち向かうためにタッグを組んだ2社。長らくファン・トゥ・ドライブを提供するためにも、ぜひ気合いの入った次期モデルを見せてほしいものだ。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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