2018/04/08 ニュース

WRC2018 Rd.04 ツール・ド・コルス Day1

復帰のローブが早くも戦線離脱

高地でのグラベル決戦第3戦メキシコを終えたWRCは、アメリカ大陸からヨーロッパに部隊を変える。第4戦の舞台は、地中海に浮かぶコルシカ島で行われるオールターマックラリー、伝統の「ツール・ド・コルス」だ。ホストタウンは昨年に続き、島の北に位置する港町バスティア。サービスパークもバスティアの空港に設置される。今季初めてのターマックラリーなので、各チームのターマックでの戦闘力を占うという意味でも重要な意味を持つラリーだ。前戦のメキシコからWRCに復帰したシトロエンのレジェンド、S・ローブはこのコルシカにも参戦。これまでキャリアで4回勝利をあげているが、5回目はあるのだろうか? 注目だ。注目といえば、WRC2クラスで参戦する日本の若武者、勝田、新井の2人にも注目だ。今シーズンに入って2人とも速さを見せてきているが、いずれもスノーラリーだった。果たしてターマックでも成長した姿が見せられるか?デイ1は2つのステージをそれぞれリピートする、4SSで争われる。そのうちSS1と3は49.03kmのロングステージとなっている。オープニングステージでベストタイムを奪ったのは、前戦メキシコのウイナー、フォードのオジェ。2番手には、注目のローブ(シトロエン)がつけるが、すでに9.7秒も差がついている。このステージでは、WRC2の勝田がコースアウト。レグリタイヤとなり、明日以降の出走にまわってしまった。続くSS2では、なんと2番手のローブがコースアウト。こちらも翌日以降の出走にまわった。オジェはSS2、3と3連続ベストタイムをマーク。初日を首位で終えた。2位はヌービル(ヒュンダイ)、3位にはミーク(シトロエン)がつけている。
SS4後 総合タイム1.S・オジェ(フォード)     1h19m39.0s2.T・ヌービル(ヒュンダイ)   +33.6s3.K・ミーク(シトロエン)    +38.7s4.O・タナック(トヨタ)     +44.2s5.E・ラッピ(トヨタ)      +1m13.5s6.E・エヴァンス(フォード)   +1m13.8s



勝田もリタイヤしてしまった。

   

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