2024/03/14 新車

ホンダ、ヴェゼルのマイナーチェンジ情報を公開。アウトドア系モデルの追加が目玉

現行モデルの発売から3年目で初のマイナーチェンジを実施

ホンダは2024年3月14日、24年春にマイナーチェンジを予定しているヴェゼルに関する情報を公開した。現行モデルで2代目となるヴェゼルは21年4月に発売。直近では23年4月から24年2月まで約6万1000台を販売した人気のコンパクトSUVとして今回が初の改良となる。

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 改良の目玉は、ベースグレードのe:HEV Xにアウトドアテイストを付加した「HuNT(ハント)パッケージ」を新設定した点。エクステリアは専用のルーフレール、アルミホイール、フロントロアガーニッシュを採用。インテリアは専用カラーとして、都会からアウトドアまで似合う仕立てとしている。


●e:HEV X HuNTパッケージ

 パノラマルーフと2トーンの外板色が専用のe:HEV  PLaY(プレイ)は、「e:HEV Z PLaYパッケージ」として新設定。4WDも選べ、パノラマルーフの有無も選択できるようになった。


●e:HEV Z PLaYパッケージ

 登場時、話題となったバンパー一体型のフロントグリル。その形状は長方形に近くなり、たくましい印象に。横一文字が特徴だったリヤコンビランプも、よりワイド感を強調するデザインだ。また、インテリアではセンターコンソール部の意匠を変更。これまでの運転席側から回り込むような左右非対称デザインから左右対称になり、シフトノブの前方にオープントレイを設けた。


●e:HEV Z

●e:HEV Z

 メカニズムでは、2モーターハイブリッドシステムのe:HEVが、エネルギーマネジメントの制御をアップデートすることで、街乗り走行でのエンジン音をさらに低減。ドライバーの操作に対するレスポンスも向上させ、e:HEVならではのスムーズで力強い走りに磨きをかけたという。

 装備面では安全運転支援システムのホンダセンシングに、渋滞運転支援機能のトラフィックジャムアシスト、急アクセル抑制機能、アダプティブドライビングビームの3つの機能を追加。

 人気のアウトドア系モデルの追加によって、選択肢が広がったヴェゼル。WR-Vの上位車種として、さらに力を入れていくようだ。24年春の発売が待ち遠しい。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーweb編集部

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