2023/10/27 ニュース

【ステアリング形状が違う】なぜスバル ソルテラは「楕円」に変えて、トヨタbZ4Xは「丸形」のままなのか?

上がトヨタbZ4X、下がスバル ソルテラ、



■両車共通の改良内容

●急速充電時間の改善
・冷間時のバッテリー暖機性能向上などにより、低外気温下における充電時間を短縮
→駆動用バッテリー充電警告点灯から充電量の約80%までの充電時間を最大30%削減


■bZ4Xの改良内容

●BEVとして実用性向上
・消費電力の抑制と空調制御の最適化により、実航続距離を延伸(WLTCモードの数値は変わらず)
→電費向上に貢献するAUTO(ECO)モードを自動起動化。消費電力が高いエアコンへの依存度を下げ、シートヒーターやステアリングヒーターなどを通じて直接的に乗員を暖めることで省電力を実現
→空調制御の最適化を行い、消費電力を抑制(AUTO(ECO)モード時以外も含む)
→湿度センサーを採用し、フロントガラスの曇りを検知。外気取り込みのタイミングをより精密にコントロール

・充電中における車両充電状態の情報をメーター表示に追加
→現充電残量から、長距離ドライブ時などの急速充電器使用時に重要となる80%までの充電時間と、現充電残量でのエアコンON・OFF別の走行可能距離をメーターに表示 ※両表示の並べることで、エアコンON・OFFの航続距離の違いがひと目でわかるようになった

●装備の充実
・後席シートヒーター、助手席8Wayパワーシート、ブラック塗装のホイールアーチモールをZグレードに標準装備
・フラッシュハザードランプ(後方車両への接近警告)を全車に標準装備

●Gグレードの追加設定
・必要な機能や装備を厳選して価格を抑えたGグレードを新設定
→主な装備:18インチアルミホイール、4眼LEDヘッドランプ、12.3インチHDディスプレイなど

・Gグレード(FWD)のWLTCモード一充電航続距離は567km(Zグレード(FWD)は同559km)

●価格
Zグレード FWD:600万円 4WD:650万円
Gグレード FWD:550万円 4WD:600万円

■ソルテラの改良内容

●安全性能の充実
・アドバンストドライブ(渋滞時支援)
・レーンチェンジアシスト(LCA)
・フロントクロストラフィックアラート(FCTA)
・後方車両への接近警報
・セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後追対応)
・後方車両接近告知
・周辺車両接近時サポート

●機能装備の充実
・オーバルステアリングホイール
・パドルスイッチでのS-PEDALモード選択機能(AWDのみ)
・フロントパワーシートの調整範囲拡大
・ナノイーX(ET-HSグレード標準装備)

●価格
ET-HSグレード AWD:715万円
ET-SSグレード FWD:627万円 AWD:671万円

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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