2023/07/17 コラム

【第4回】京商ミニッツで遊べ! 「ミニッツで名車再生」【ラジコンマガジン誌より】

ラジコンマガジン誌で過去に掲載していた京商製ミニサイズラジコンカー「ミニッツレーサー」の連載記事を、こちらで再掲載。カメラマンの小見氏が体当たりでミニッツを楽しんでいる様子をお届けします。



第4回「“あこがれの名車”を操りたい!~その1」

友人エージ君宅の法典サーキットで遊んでいると、いろいろ不勉強なところが分かってきました。前回も書きましたが、プロポを初期設定のトレーナーモードでしばらく走り続けていたり、トリム調整も満足にしないままだったりと、“初心者らしさ全開”で楽しんでいたところ、走る回数が増えるにつれて動力用の単4電池をひんぱんに新品と交換するのが不経済に感じるようになってきました。

そこで、携帯ライト用の予備として持っていたニッケル水素の充電式バッテリーを投入。ますますパワフルな連続走行が可能になったわけですが、以前ミニッツのボディに歴史的名車がたくさんあったのを思い出しました。

ネットで検索してみると、生産終了となってしまったものの中に、魅力的なモデルがいろいろとあるじゃありませんか。なんで当時ミニッツを知らなかったのだろうと、今さら猛省しても仕方がありません。

それでもスーパーカー世代の私ゆえ、実車入手の可能性が限りなく低い車種で「名車再生」をしてみたい。フェラーリ ディノ…この美しいマシンを走らせてみたい。そこで運よくWEBオークションにホワイトボディが出ていたので、その勢いで落札してしまいました。

ほどなくして、白いボディが到着。そのまま愛車のザウバーに載せられるのか否かも気にしなかったので、ホイールベースやらなにやら、いろいろと調整しなければいけないことに気がついたのは、つい最近。入手当時は、ただうっとりとボディを眺め、ノリノリで塗装していたのでした。

バッテリーを変更

●走行用のバッテリーは充電式にしないと単4電池を次々と買い換えることになるので、早々に充電式のニッケル水素に切り替えた


●純白に輝くボディをどう料理しようか?と悩んだものの、よく撮影していた実車の色、イタリアンレッドに塗装することに決めた!


●塗装後にボディマウントを付けたが、ザウバーの取り付け位置を計測して接着してしまった。“定位置”があることに気づいたのは後のことだった


●ミニッツファン諸先輩のご想像通り、本文で触れたように、ザウバーのワイドボディ用シャシーにディノは搭載できなかった。そこで現行モデルで対応できそうな86のレディセットを追加購入(焦)。送信機が余ることになりそうだが、仕方ナシ

〈文と写真=小見哲彦〉

ドライバーWeb編集部

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