2023/06/21 コラム

【第3回】京商ミニッツで遊べ! 「サーキットで走り込み!」【ラジコンマガジン誌より】

ラジコンマガジン誌で過去に掲載していた京商製ミニサイズラジコンカー「ミニッツレーサー」の連載記事を、こちらで再掲載。カメラマンの小見氏が体当たりでミニッツを楽しんでいる様子をお届けします。



第3回「“おうちサーキット”もミニッツの特権!」

面白おかしくミニッツRWDの練習に勤しむ日々が続いて、ふと思い出したこと。サーキットでの走行が王道なのは分かっているんですが、昔撮影でよく行った谷田部の高速バンクとか、海外のテストコースみたいな場所をツッ走らせたら楽しいだろうなー!なんて野望が湧いてきました。

妄想の世界を実現させる際に、コース作りで最も障害となるのは「バンク」の置き場なんですよね。30畳くらいの敷地がないと谷田部の再現は無理かも? 旧知の医師が開業しているビルの、空いているフロアの一角を期間限定で借りられれば不可能ではないかも…。ただし、バンク製作の微妙な精度はさておき、コトをあまり大げさにするのは考えものです。

そんな折、実車二輪耐久レースに参戦していた頃から長く付き合っている、エージ君という趣味がよく合う友人にミニッツの面白さを知ってもらおうと、マシン持参で家に遊びに行った際、「兄がミニッツを所有しており、自分の愛車と同じモデルがある」と、興味を持たせることに成功。後日また遊びに行くと、なんとFWDシャシーにアウディTTボディを搭載したマシンを、すでに用意していたのです。行動が早い!

また、私がとくとくと語ったテストコースを聞いた数日後には、自宅の一部屋を片付けてカーペットも敷き、ミニッツ部屋を作ってしまったとのこと。ひとまず難しいバンク案は保留にして、本格走行開始です!

タイヤ選択がカギ!

●キット標準タイヤでは、グリップが甘くてスピンばかり。地元のショップ、フタバ模型で30度タイヤを購入して装着したら、革命的にグリップが向上


●バンク構想を熱く語っていたら、いつの間にか友人が自宅の一室にカーペットを敷き、ミニッツ部屋を設置。コースレイアウトは徐々に進化中


●友人エージ君のアウディに負けじとペースアップすると、このように横転しまくり。しかもトレーニングモードと気付かないまま走らせていた


●コースのイン側を学校のグラウンド風に囲い、徐々にレコードラインを探っていく。やはりサーキットでミニッツを走らせるのは楽しい!

〈文と写真=小見哲彦〉

ラジコンマガジン編集部

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