2023/06/19 ニュース

ハイエースがベースの「カリカ」がついに発売! リセールにも配慮したカスタマイズカー

青い海、青い空のカリフォルニアをイメージした「カリカ」

2023年初頭の東京オートサロンや大阪オートメッセで人気を博し、すぐさま発売へと思いきやいろいろな事情で6月29日より正式発売と発表されたアルパインスタイルの「カリカ」。カリカはハイエースがベースのコンプリートカーで、アルパインニューズが手掛けている。

カリカは、トヨタ「ハイエース」の「スーパーGL」やスーパーGLの特別仕様車「Dark Prime II」の新車がベース。価格は498万円〜612万円。

【画像】いくらで買える?カッコかわいいハイエース「カリカ」

本来はもっと早く、3月末に発売するつもりが…「いろいろな事情」とは、うれしい誤算。2023年初頭にイベントなどでお披露目するや、「かわいい!」と大評判になり、予想をはるかに超える予約商談を集めてしまったというのだ。

アルパインニューズ 常務取締役の今村仁氏は、「(2023年)1月11日にメディアの皆さまに配布させていただいたインフォメーションで、ハバナとカリカ、この2車種で年間販売200台と明記させていただきました。ところが、東京オートサロンと大阪オートメッセの6日間で、なんとその200台をゆうに超えてしまう商談をいただきました。これは、ちょっと大変なことになったぞと。多くのお客さまからかわいい、かっこいい、というお声がけをたくさんいただきました」とカリカ発表後の反響を語った。

カリカは発表当初、同時に発表されたハバナと合わせて年間200台程度の生産規模を想定していた。しかしそれ以上の反響があり、「このまま販売に向かってよいものだろうか」と生産や販売方法を見直したという。

量産にあたっては、ボンネットは型板金によるこだわりの成形とし、さらにスポイラーなどは強度やクオリティを保つABS/PP成形にて構成。角目4灯LEDヘッドライトはオート/マニュアルレベライザーに対応、また保安基準適合となる専用デイライトシーケンシャルウィンカーを採用するなど、アルパインスタイルにふさわしい品質に引き上げた。

また、当初予定にはなかったハイエースのベースグレード「DX」もラインアップ。新車では428万円で取り扱われる。

ほか、「中古車でカリカはできないの?」という声にも対応。DXグレードの5万km程度の中古車の場合で378万円からで、6月17日より受注を開始している。

さらに、「自分のハイエースをカリカにできないの?」との要望にも応えた。そのプログラムは「カリカ コンバージョン プログラム」と呼ばれ、6月17日より受注を開始。1ナンバー変更と構造変更を実施するフルコンバージョンの費用が218万円からで、4ナンバーで構造変更なしのセミコンバージョンなら188万円からとなっている。

なお、こういったカスタマイズカーで気になるのはリセールに関してだ。アルパインスタイルの統括店長 豆田 敦氏は、「カリカの残価保証型オートローンプログラム」を実施します。世の中のハイエースのリセールよりも、約10%程度高い残価をわれわれが保証します」とのことだった。

例えば、カリカのガソリン(2WD)の498万円を、金利3.9%の頭金/ボーナス払いなし、月々払い60回で購入したとする。カリカの残価保証型オートローンプログラムだと、月々5万2136円。他社の残価保証型オートローンだと6万9956円。アルパインスタイルの通常残価保証なしオートローンだと9万1489円となっている。

カリカは、アルパインスタイル福岡R3( 福岡県福岡市東区)、横浜246(東京都町田市)、 大阪171(大阪府茨木市)、名古屋155(愛知県一宮市)、埼玉R4(埼玉県越谷市)、イオンモールいわき小名浜(福島県いわき市)の全国6店舗で販売される。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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