ストラーダのフラッグシップ、「Ｆシリーズ」が進化した。先シーズンに刷新したプラットフォームを踏襲しながら、使い勝手とエンタメ性能をブラッシュアップ。どんなときでも頼れるナビとドライブの楽しみ方の幅が広がった！
エンタメ性能を向上
近年の密を避ける行動変容によって、キャンプなどのアウトドアアクティビティを楽しんだり、クルマで移動する機会が増えたという人も多いと思う。そんな、クルマでの移動をより快適、スムーズにするアイテムの代表格がカーナビゲーションだ。
さまざまなニーズに応えるべく進化するカーナビ市場にあって、多くの車種に取り付けられる大画面フローティングモデルをいち早く採用したパナソニックのストラーダに、2022年モデルが登場。
2021年に全モデルのプラットフォームを刷新し、HDパネルも搭載。高精細なHD画質の地図「HD美次元マップ」や高性能CPUの搭載によって見栄えと操作性を大幅に向上。最新モデルはこれらを踏襲しながら、エンターテインメント機能や使い勝手をブラッシュアップした。
注目は、自宅のレコーダーに録りためた番組や放送中の番組をリモート視聴できる「レコーダーリンク」機能を、大画面10型と9型フローティングディスプレイモデルに新搭載したこと。スマートフォンを使ってインターネットに接続することで、自宅のレコーダーとストラーダがつながるのだ。これにより録りためた番組をダビングすることなく、手軽にカーナビの大画面で再生でき、レコーダーのチューナーで受信している番組のストリーミングも可能に。
遠出をしていても自宅エリアで放送中の地上波番組や、BS・CS放送の番組（視聴できる番組は限られる）が視聴できる。いつでも手軽にテレビを楽しみたいというイマドキのニーズに応え、ストラーダの魅力をさら高めた。
最上位のF1X10BGDならブルーレイディスクの高画質再生も可能で、映像コンテンツの楽しみ方の幅がさらに広がったのだ。
交差点案内が見やすく親切に
ナビ機能については、ルート案内中に交差点の分岐案内表示が見やすくなった。これまで、曲がるポイントまでで、走行中に通過する交差点の情報を地図上のマーカーとレーン情報で表示する機能が“次の交差点”の1ポイントだったが、最新モデルでは、“さらに次の交差点”も表示するようになった。
また、曲がる交差点に加え、その次の右左折情報も表示。事前に走行レーンや車線変更ポイントの確認ができ、不慣れな土地や交差点の多い市街地のドライブでも安心感が高まった。
基本性能で選ぶ価値あり
ストラーダの強みは、何と言っても使いやすさにこだわった基本性能の高さにある。特に10型フローティングディスプレイ搭載モデルでは、有機ELディスプレイの採用で映像も地図も美しく映し出すほか、スマホライクなタッチパネル操作でストレスなくさまざまな操作が可能。ルート探索では驚くべきスピードで5ルート分を同時に表示し、ルート案内中は高精度な自車位置表示により、滑らかかつ的確な案内を行う。
うっかりミスを防ぎ、より安全、安心して運転できるようにサポートしてくれる「安全・安心運転サポート」機能も搭載する。
音にもこだわっている。ハイレゾ音源にも対応する音楽再生や、音のプロがチューニングした「音の匠」が車内のリスニング環境を整える。
ふだん使いからアウトドアやレジャーなどのお出かけまで、いつでも“使える”大画面モデルがストラーダだ。そして、業界最多の490車種以上に装着可能なのも強みで、この数字は同社が適合を確認したうえで掲げられたもの。新型車はもちろん、愛車のナビ交換を検討している人にも、中古で購入した車両にも、多くの車種に10型大画面の最新ナビが取り付けられる。
今回発売のモデルより、購入時から最大3年間の無料地図更新が可能になったのも、見逃せないポイント。
490車種以上の適合情報はこちら！
PanasonicStrada F1X Premium10CN-F1X10BGD価格：オープン（実勢価格：26万円前後）
10型有機EL・HDブルーレイ再生静電式タッチパネルDYNABIGスイングディスプレイ・2DINサイズ3年間無料地図更新 
自宅のレコーダーのリモート視聴が可能になった！ 新搭載の「レコーダーリンク機能」は、自宅の対応レコーダー（パナソニック、シャープ、東芝製のレコーダーとIOデータ、バッファローの一部のHDD）にインターネット経由で接続して、テレビ番組のリモート視聴ができるもの。インターネット接続には、専用アプリ「DiXiM Play for レコーダーリンク」をインストールしたスマートフォンに自宅のレコーダーから番組データを取得。スマホとWi-Fi／Bluetooth接続によりストラーダの大画面で視聴できる。
●専用アプリをインストールしたスマホと接続して、レコーダーを選択すれば設定完了。ワイヤレスで手軽に利用可能だ 
●接続したレコーダーと同じ項目がディスプレイに表示されるので、自宅と同じように使える 
●映像再生品質を3種類から選べる。低画質に設定すればスマホのデータ通信量を抑えられる。1カ月間の視聴通信量も確認できる
交差点情報をよりわかりやすく表示 
美しく視認性に優れた高精細なHD地図を利用したルート案内では、右左折ポイントまでに通過する交差点情報を増やし、よりわかりやすく表示するようになった。曲がる交差点などの情報表示に加え、さらに次の右左折ポイントも追加された。
●一時停止や制限速度を知らせるほか、高速道路での逆走警告など、走行中のうっかりミスを未然に防ぐ「安全・安心運転サポート」機能を搭載 
●高性能CPUの搭載でルート探索にかかる時間を2020年モデルと比べて半分以下に短縮。従来の1ルート探索と同等時間で5ルートを探索する快速っぷり
薄くスタイリッシュなDYNABIGディスプレイ 最薄部4.8mmのスタイリッシュなフローティング構造のディスプレイは、左右と前後の角度調整、上下スライド、奥行き調整（取り付け時）により車種や好みに合わせて調整可能。
ニーズに合わせて選べる豊富なラインアップ
F1X PREMIUM10CN-F1X10GD価格：オープン（実勢価格：24万円前後）
10型有機EL・HD静電式タッチパネルDYNABIGスイングディスプレイ・2DINサイズ3年間無料地図更新 
CN-F1D9GD価格：オープン（実勢価格：17万円前後）
9型液晶・HD静電式タッチパネル
DYNABIGスイングディスプレイ・2DINサイズ3年間無料地図更新 
CN-HA02D価格：オープン（実勢価格：10万5000円前後）
7型液晶・HD感圧式タッチパネル2DINサイズ3年間無料地図更新 
CN-HA02WD価格：オープン（実勢価格：10万5000円前後）
7型液晶・HD感圧式タッチパネル200mmワイドサイズ3年間無料地図更新 
CN-HE02D価格：オープン（実勢価格：9万5000円前後
7型液晶・HD感圧式タッチパネル2DINサイズ 
CN-HE02WD価格：オープン（実勢価格：9万5000円前後）
7型液晶・HD感圧式タッチパネル200mmワイドサイズ 〈文＝ドライバーWeb編集部・兒嶋 写真＝佐藤正巳〉
■問い合わせ先
パナソニック オートモーティブシステムズ
TEL：0120-50-8729
https://panasonic.jp/navi/ 
