■BBSの魅力をもっと知るために
2022年からスタートしたF1用ホイールのワンメイク供給を筆頭に、北米トップカテゴリーレースのNASCARへのワンメイク供給、国内ではスーパーGTやS耐での活躍など、足元から熱いバトルを支えるBBS鍛造ホイール。「応援しているマシンが履いているから」という理由でBBSを選ぶ人も多いはず。
そんなBBS鍛造ホイールを購入したユーザーのためのメンバーズクラブが「BBS JAPAN TANZO CLUB」。入会時の特典としてBBS本革車検証ケースがもらえたり、ホイールの買い替え時にもらえるポイントをためて各種オリジナルグッズと交換できたり、さらに万が一ホイールに傷がついても希望小売価格の50%引きのサービス価格(使用中のホイールとの交換が条件)でBBSホイールが買える「リプレイスサービス」など、さまざまなメンバー特典が得られる。
さらに、東京オートサロンなどBBSが出展する各種イベントへの招待など「BBS鍛造ホイールユーザーであることの喜び」を実感できる特典が盛りだくさん。会員からは「高岡の工場見学を催してもらいたい」などさまざまなリクエストが寄せられていたが、新型コロナウイルス感染症が落ち着きつつあることから、3密を避けられる屋外でのイベントとしてTANZO CLUB初のドライビングレッスンを開催した。
「BBS TANZO CLUB DRIVING LESSON(初級編)」と題したこのイベント。会員向けのドライビングレッスンは初めての試みだが、運転の基礎である「止まる」、「曲がる」を正しく身に付け、愛用のBBS鍛造ホイールの特徴である「ばね下の軽さ」や「靭性」を安全に体感してもらおうという趣旨。
■一流の講師が1日みっちり
インストラクターは現役GTドライバーの柳田真孝選手と藤波清斗選手。柳田選手はニスモドライビングアカデミーの副校長を務め、藤波選手はスーパーGT・300クラスでリアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rを駆り、見事シリーズチャンピオンに輝くなど、一流講師陣から直接指導を受けられるとあって多くの応募が寄せられた。
●今回講師を務めたレーシングドライバーの2人。左は柳田真孝選手、右は藤波清斗選手。トップドライバーが先生役とはゼイタク!
タイムスケジュールは朝8時10分に開校式を行い、16時35分からの修了式まで一日みっちり。午前は富士スピードウェイのショートコースで「定常円旋回」と「ブレーキング」を実施。どちらも公道では体験できない速度域での、緊急回避に必要なフルブレーキングや旋回時のクルマの操り方、挙動変化を体得していた。
午後は午前中に学んだことの応用編で、高速域でのコーナリングとブレーキングの複合レッスンを行った。仕上げに走行ラインを確認しながらのコース走行、インストラクターによるデモランが催され、各自がスキルアップを実感。今後は西日本での開催や中級編を計画している。
愛車×BBSの魅力を参加者が語る!
木村優希さん:マツダ3ファストバック
「初級編だからもう少し緩くやるのかなと思っていましたが、定常円旋回ではパイロンのギリギリの所を攻めたりと、かなり気合いの入った内容で、一般道では試せないクルマの挙動を体験できました」と語る木村さん。愛用のBBSは最新モデルのRE-V7。転がりの軽さなど、純正との違いを実感している。
太田俊太郎さん:WRX S4 STIスポーツ アイサイト
「走っていて一番気持ちいい」という理由で2台続けて買った太田さん。初めて買ったクルマからBBSホイールひと筋で、現在は伸びやかなV字スポークが気に入りRE-Vを愛用する。サマータイヤ用のみならず、スタッドレスタイヤにもサイズ違いのRE-Vを履かせているのだから恐れ入る。
川崎隆幸さん:レヴォーグ
足まわりや補剛パーツも含めてシャシーまわり一式をSTIのアイテムで固めている川崎さん。レヴォーグの前に乗っていたカローラフィールダーにもBBSの2ピースホイール「LM」を履かせていた。1本当たり純正比で約1.5㎏軽くなり、峠道などでスムーズなコーナリングやしなやかなサスの動きを実感。
早川章一さん:プログレ
「もともと親戚が乗っていたのですが、高齢で免許を返上するので譲ってもらいました」というプログレ。2001年式でカバーを掛けて大切に保管している。足元で輝くBBSホイールはノアSi/ヴォクシーZSのトヨタ純正品で、プログレにもピッタリ収まる。アフター品より少し重めだが、作りは頑丈だ。
木村 博さん:アルテッツァRS200
2001年に購入した希少なFRスポーツセダンのアルテッツァを大切に乗り続ける木村さん。香川県から片道9時間かけて富士まで走ってきた。ホイールは3年前に買ったRE-L2。「純正ホイールが重くて、ショップで相談したらBBSを薦められました」。1本当たり約2.5㎏軽くなり、回頭性が向上した。
レーシングドライバーも愛車に「BBS」
藤波選手の愛車、フェアレディZに履かせているのは超超ジュラルミン鍛造1ピースホイール「RI-D」。2011年にBBSが世界に先駆けて投入した、強度に優れるアルミニウム合金素材のジュラルミンのなかでも最高の強度と耐性を誇り、航空機用金属としても知られる「超超ジュラルミン」の特性を生かした、5本クロススポーツの最軽量モデルだ。
レースでもBBSホイールのすごさを実感している藤波選手。「レーシングカーのVITAにもBBSを履かせていますが、レース中に相手のマシンがスピンして鉄のリヤバンパーは曲がったのに、BBSホイールは無事でした。めちゃ硬くて剛性が半端なく『当たっても強い』って最高ですよね」と自身のエピソードを交えながらBBSの魅力を語った。
〈問い合わせ先〉
BBSジャパン
03-6402-4090
https://bbs-japan.co.jp
ドライバーWeb編集部
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