2022/04/28 コラム

【新型ZがST-Qクラスに!】日産とNISMO、新型フェアレディZで富士24時間レースにテスト参戦…ST-Qクラスで水素カローラやGR86、BRZなどと争う

ボンネット上の大きなダクトが目にとまる

日産と日産モータースポーツ&カスタマイズは、6月4、5日に富士スピードウェイで開催されるスーパー耐久シリーズ第2戦「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」に新型「Nissan Z」(日本名:フェアレディZ)をベースとしたレースカーでテスト参戦すると4月28日に発表した。



スーパー耐久シリーズの第2戦「富士24時間レース」には、改造範囲のよってクラス分けされた多種多様な車両がエントリー。今回、日産/NISMOは新型「Nissan Z」のさまざまなモータースポーツでの活用の可能性を探り、実戦データを得るために、NISMOからエントリーする1台に加えて「フェアレディZ」での同シリーズ(ST-3クラス)への参戦経験が豊富なMax Racingを加えた2台でST-Qクラスにテスト参戦する。



ST-Qクラスとは、他のクラスに該当しない、スーパー耐久機構(STO)が認めた開発車両が参戦するクラス。ST-Qといえば、水素エンジンを搭載したカローラや、カーボンニュートラル燃料を使うGR86やBRZ、さらにバイオディーゼルエンジンを搭載したマツダ2などが参戦。自動車メーカーの開発車両の参加を前提としたクラスだ。

今回日産/NISMOが投入する新型「Nissan Z」のレースカーに関する情報は、後日発表される。

チーム体制は、下記のとおり。

■No.230
監督:吉田昌信
チーム:NISMO
ドライバー:平手晃平/松田次生/ロニー クインタレッリ/星野一樹/佐々木大樹

■No.244
監督:田中哲也
チーム:Max Racing
ドライバー:田中哲也/田中 徹/三宅淳詞/高星明誠/安田裕信

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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