2021/12/14 モータースポーツ

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる



皆さんこんにちは、ラリードライバーの川名です。
今回は遠征2日目の様子をお伝えします。



■サラザンと一緒にグラベルコースで練習


昨晩はステファンのゲストハウスに宿泊、丘の上から眺める朝の雲海は素晴らしく、ステファンがわざわざこの場所に住む理由が分かる気がします。

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この日はステファンに誘われて、彼が運営する「ドライブコントロール」というドライビングスクールを体験してきました。ステファンはエクストリームEというハイパワーEVカーのレースでサルディニアから帰る途中だったので、コーチのローレンと自主トレです。

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●サーキット ドゥ モンテイルス-アレス

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●ガレージにはお宝の車がたくさん!!

どんな場所かというと、日本にもあるダートトライアル場(ダートサーキット)みたいな感じ。ただ路面の質がまったく日本とは違い、大きな石もほとんどないし、ノーマルのクルマでも走れるくらい路面はフラットでコース幅も広い!!

「ドライブコントロール」というだけあって、ラリードライバーのみならず、一般のドライバーも安全運転講習で利用するとか。

こういった環境があるのもクルマ社会ならではですね。日本でこんな環境を身近に作ればクルマ好きがもっと増やせると確信しました。

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そしてインプレッサを発見!!
やっぱり四駆で走るよねー!!
と思いきや、「シュグル!サイショハコレダヨ!」(スグルという発音は難しいらしい(笑))とドノーマルのプジョーに乗らされる羽目に(笑)。

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でもこれが意外とおもしろくて、ドノーマルなのでなかなかトレーニングになる。
そしてコースもパイロンでかなり規制されるので、そう簡単にはいかないわけですね。

ローレンコーチとは初対面で、彼は僕の素性をよく知らないので、「シュグル、ナカナカヤルジャナイカ!!」と驚きの様子「まぁね!」と言いながらも、内心は『当たり前じゃー!』と一瞬思ったのはここだけの話ですが(笑)。



ドライバーWeb編集部・青山

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