待望の300系誕生で盛り上がるランクル界隈だが、150系プラドは2009年の登場以降、2度のマイナーチェンジと3度の一部改良を重ねたロングセラー。今、まさに円熟期を迎えている。
価格やボディサイズで見ても、ランドクルーザーに比べてイジりやすいのがプラドの魅力。さまざまなカスタムメニューのなかで費用対効果が大きいのがホイールの交換だ。
RAYSTEAM DAYTONAレイズの「チームデイトナ」ブランドがターゲットにするのは、SUVや4×4などワイルドでタフなイメージのモデル。“車種専用設計”にこだわることで、リムの深さを追求したり、スポークの造形に凝ったりと、装着車の魅力を引き出すデザインを可能にした。もちろんプラドとの相性も抜群で、オンとオフ、どちらのスタイルにもマッチするホイールを多数ラインアップしている。
まずはカスタムの本流であるオフ系スタイル。標準サイズの17インチ、もしくは18インチのホイールとオフロードの走破性を高めたM/T(マッド・テレーン)タイヤの組み合わせが定番だが、ここでM/Tタイヤのゴツいパターンデザインに負けない存在感を放つのが、力強いメッシュデザインでオフロードテイストを演出する「M9」と、オン/オフどちらにも似合う2×6コンケイブデザインの「FDX F6」だ。
オンロードスタイルの主流はホイールの存在感が際立つ20インチで、舗装路での快適性を高めたA/T(オール・テレーン)タイヤを組み合わせる。チームデイトナのラインアップでは「BB06s」と「F8ゲイン」がフラッグシップとなる。
アーバンとワイルドが交錯したBB06s。最旬トレンドの「外周部視点」をキーワードに、リムフランジ部でチームデイトナブランドが継承する別体パーツ感をハイブリッドマシニングで表現。スポーク数とホール数(6穴)が一致したシンメトリカルなカタチで足元を魅せる。
F8ゲインはフルフェイスデザインによるワイルドで重厚感あふれるアメリカンスタイルが特徴。足長で美しい2×8スポークデザインを採用し大径ホイールの醍醐味を表現。
チームデイトナブランドは企画、開発から生産に至るまですべてのプロセスが自社一貫体制。全製品が国内工場で作られている、高品質で安心・安全なメイドインジャパンのホイールだ。
●クリアブラックFDX F66穴と相性のいい2×6メッシュデザイン。車種を絞り込み極限のコンケイブ(逆反り)断面を実現
SIZE/PRICE
17×8.0J +20/4万5100〜5万3900円
18×8.0J +20/5万600〜5万9400円
20×8.5J +22/6万2700〜7万1500円
●ガンメタル/リムダイヤモンドカット M9フランジ部分のアンダーカット処理により、まるで別体パーツのようなビードロックリングを再現
SIZE/PRICE
7×8.0J +20/
4万8400〜5万1700円
●セミグロスブラック+ハイブリッドマシニングBB06sリムフランジ部の「別体パーツ感」をマシニングで表現し、最旬トレンドの「外周部視点」を追求
SIZE/PRICE
20×9.0J +18/
6万4900〜7万400円
●ブラックマシニングF8 Gain2×8スポークデザインを採用。逆反りのスポークやリムフランジなど、F6ゲインの形状を継承した
SIZE/PRICE
20×9.0J +18/
6万3800〜7万2600円
F8 Gain×PRADO プロモーショナルクリップ
定番の17インチを多数ラインアップ タイヤバリエーションが豊富で、サイドウォールが肉厚に見えることからプラドのオフロード系カスタムでは17インチが主流。チームデイトナでは6穴のP.C.D.139.7、インセット20の「プラドサイズ」の17インチを多数設定し、オフ系カスタムのニーズに応える。
●セミグロスブラック/ディスクダイヤモンドカット NTD.6SIZE/PRICE
17×8.0J +20/5万3900円
●ブラック/ダイヤモンドカットFDXSIZE/PRICE
17×8.0J +20/4万7300〜5万600円
●RBC/ダイヤモンドカットF6 GainSIZE/PRICE
17×8.0J +20/4万5100〜6万1600円
20×8.5J +22/6万2700〜7万9200円
●セミグロスブラックM9 BLACK EDITIONSIZE/PRICE
7×8.0J +20/4万6200円
※2021年限定
〈文=湯目由明〉
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