2020/09/10 ニュース

もう終わっちゃうの? クルマとLINEで対話するトヨタの「LINEマイカーアカウント」が2020年12月10日サービス終了

●プリウスとLINEで「お友達」になっていたら、2020年12月20日で「お別れ」の通知が…

LINEで愛車とお友達になれる機能が終了予定


2018年6月26日、現行型クラウンとカローラ スポーツの登場時に「コネクティッドカー」の本格展開を開始したトヨタ。数ある機能のなかのひとつとして紹介されたのが、「LINEマイカーアカウント」だった。だが、そのホームページを見ると(2020年9月10日現在)、下記のようにサービス終了のアナウンスが…。


【お知らせ】2020年12月10日にサービス提供を終了予定です。ご利用頂いているお客様につきましてはご愛顧ありがとうございました。


「LINEマイカーアカウント」とは、日常使い慣れたLINEアプリに、自分の愛車を「友だち」として追加、クルマと会話するようにさまざまな機能が使えるようになるサービスだ。例えば、LINEアプリのトーク機能で事前に行きたいところを伝えると、車載ナビの目的地にメモリーできたり、目的地までの所要時間や距離を踏まえて出発すべき時間や給油の必要性なども教えてくれる。



採用機種はクラウンとカローラ スポーツの2台。次にプリウス/プリウスPHVが2018年12月のマイナーチェンジ時に導入。その後、採用車種は拡大するものと思いきや、現時点でホームページ上で紹介されているのは、クラウンとプリウス/プリウスPHVのみとなっている。



なぜ増えなかったのか。またカローラはなぜやめてしまったのか? その理由は定かではない。ちなみに当時使ってみた印象としては「可もなく不可もなく」。ただそれもちょっと使ってみた程度なので、実際に愛車と「会話」しながら使っていた人のなかには、「便利だったのに!」という方もおいでだろう。

こういったコネクティッドの技術は日進月歩。さらに使いやすいサービスが開発されているものと想像する。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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