2018/08/28 カー用品

「ストラーダ」との連携や、信号情報も活用できる! パナソニック、ETC2.0/ETC車載器を3機種発売。

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2018年8月27日、ETC車載器の新製品を3機種発表した。発売は2018年10月上旬。価格はオープン。今回発売するのは、パナソニックのカーナビゲーション「ストラーダ」連携型のETC2.0車載器が2機種、単体発話型のETC車載器が1機種。 
●CY-ET2500VD
最上位機種のETC2.0車載器「CY-ET2500VD」は、一般道の高度化光ビーコンを活用した「信号情報活用運転支援システム(※)」に対応する。これは同時に発表された、パナソニックのカーナビ「ストラーダ」と連動させることで、ETC2.0が高度化光ビーコンから取得した信号情報を用いて、信号のある交差点を円滑に通行できるように運転支援情報をナビ画面に表示し、音声で案内するものだ。「信号情報活用運転支援システム」のサービスのうち、直近の信号を青信号で通過できる場合に知らせる「信号通過支援」、そのままの速度で進むと信号が赤に変わるので、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を知らせる「発信遅れ防止支援」の3つの支援を行う。ムダな加速や急な減速を抑えられるので、よりスムーズな運転が可能だ。高速道路の運転支援サービスに加えてより快適なドライブをサポートするのが「CY-ET2500VD」だ。今回の新製品3機種は、ドライバーや同乗者を傷つけないように内装部品形状について定められた保安基準「内部突起規制」に対応。またETCの決済情報をより安全に保護するために国土交通省が将来実施を予定する「新セキュリティ規格」に準拠するので、今後もETC車載器を長いスパンで利用できる。 
●CY-ET2010D
ETC2.0車載器のスタンダードモデル「CY-ET2010D」は、高度化光ビーコン非対応だが、「ストラーダ」との連動や、手軽にETC2.0の運転支援システムを活用できる普及モデルの位置づけ。 
●CY-ET926D
「CY-ET926D」は、ナビとは連携せずに、単独で使用するETC車載器。アンテナ部にスピーカーを内蔵し、有効期限情報や、ETCカードの挿入状況、利用履歴などを音声で通知する。ちなみに、収録された音声は従来機同様、声優の日高のり子さんによるもの。
※:都道府県警の交通管制センターが提供する交通情報サービス
 

[おもな搭載機能]

CY-ET2500VDCY-ET2010DCY-ET926D
ETC2.0
高度化光ビーコン
ETC(料金収受)
ナビ連動型
内部突起対応
新セキュリティ対応
 ETC2.0車載器(ストラーダ連動型)「CY-ET2500VD」の予想実勢価格は4万3000円前後、「CY-ET2010D 」は2万1000円前後。ETC車載器(単独発話型)「CY-ET926D」は9500円前後。 
問い合わせ:パナソニックTEL:0120-50-8729https://panasonic.jp/ https://driver-web.jp/articles/detail/9918/

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