2018/05/30 ニュース

<動画> 乗用人型変形ロボット「 ジェイダイト・ライド」の勇姿を見よ!<近未来>

5月5日、ツインリンクもてぎで開催された「ゴールデンウィーク ドキドキフェスタ〜働くクルマ大集合!!〜」にて、変形ロボ「J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)」が一般公開! 変形シーンをデモンストレーションした。

 このロボは、アスラテック、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSで構成される「ジェイダイト・ライド有限責任事業組合」が製作。全長約4メートルで二足歩行可能なロボットモードと、車輪走行で移動可能なビークルモードに変形できる。最大2人まで搭乗可能で、人が乗ったまま変形できるのは世界初とのこと。操縦方法は運転席での操作のほか、無線での遠隔操作もできる。独自の変形機構などロボットのハードウエア設計・開発はBRAVE ROBOTICSが担当。変形の動きや二足歩行、車輪走行などロボットの動作はアスラテックのロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」で実現しているという。デザインは、ガンダムやザブングル、ボトムズ、勇者シリーズのメカニックデザイナーとして知られる、あの大河原邦男氏が協力しているというから本格的だ。そう言われると、確かに勇者シリーズ風のデザインである。ジェイダイトライドは、ビークルモードなら60km/hで走行可能。ロボットモードの車輪走行で30km/h、二足歩行だと100m/hで移動できる!100km/hではない、100m/hだ。。。 ちなみに駆動方式はRR(リヤモーター・後輪駆動)。バッテリーはリチウム系。本体重量は1695kg。タイヤサイズは165/60R15。そして関節の数は、49個!ドアもリモコン操作で開閉可能だ。さて、一般公開当日はゴールデンウイークで天気も快晴。たくさんの子供たちの「ジャッキアップ!」、「ジャッキダウン!」のかけ声に合わせて、ビークルモードからロボットモードへ、ロボットモードからビークルモードへと変形。胸のパーツが開いたり、頭がくるっと格納されるところなど、まさにアニメがリアルになったようで、歓声が上がっていた。開発陣は、今後は合体ロボも造りたい、と意気込みを語ってくれた。 ロマン溢れる変形ロボ。これからの進化に期待である。
これがビークルモード。2人乗りで60km/hも出る
 
変形途中は、マクロスのガウォーク的な雰囲気がある

この頭がくるりんの動きがロマン!
 
ロボットモード。変形には約1分ほどかかるため、この間に攻撃される危険性もある。2足歩行は時速100メートルだ
 
ブレイブロボティクスの石田さんと、アスラティックの吉崎さんが解説&操縦してくれた
 
「ゴールデンウィーク ドキドキフェスタ〜働くクルマ大集合!!〜」は、子供の大好きなクレーン車やショベルカー、パトカー、消防車など、約100台がツインリンクもてぎに集まった
 「ゴールデンウィーク ドキドキフェスタ〜働くクルマ大集合!!〜」に出ていた、スゴイ動きの多軸式トレーラーはコチラの記事で!https://driver-web.jp/articles/detail/6765/

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