2023/04/21 ニュース

ベントレー最後のW12気筒エンジン搭載「マリナー バトゥール」も展示! ベントレー東京、港区芝にショールームをリニューアルオープン

世界限定18台、すでに完売「マリナー バトゥール」

ベントレーモーターズ・ジャパンは4月21日、コーンズ・モータースが運営するベントレー東京を、新たに港区芝にリニューアルオープンすると発表した。芝公園駅から徒歩2分の場所にあり、アクセスしやすい好立地だ。


●新店舗となる「ベントレー東京 芝ショールーム」

■東日本最大級のショールームに

最新のショールームには、3フロアに渡る623.5平方メートルを誇る展示空間に、新車・認定中古車を含め最大8台が展示可能。3階のショーケースには、すぐ隣を走る首都高速道路のドライバーにもアピールできるように、各ベントレー車両が展示されるという(ただし立ち入りはできない)。



階段を上がった入口には、あでやかなコンチネンタルGTCが展示


フライングスパーハイブリッド


日本初公開になるベンテイガEWBも展示されていた


ベントレー認定中古車も広いスペースに展示される

■世界限定18台(完売)の特別なモデルの展示も!

この発表会でひときわ注目を集めていたのが「マリナー バトゥール」というモデルだ。


マリナー バトゥール


リヤの流れるようなルーフラインが美しい

このモデルは世界限定18台。すでに完売。今回の新店舗オープンに向けて、ベントレーが特別に用意。ちなみに価格は日本円で約2億7500万円(!)になるという。



マリナー バトゥールのインテリア


スポーティな形状のシート。2シーターとなる



フロントタイヤは275/35ZR22のサイズ




リヤは315/30ZR22の前後異径サイズのタイヤを履く。銘柄は前後ともにピレリPゼロ

■最後にして最強のW12気筒エンジンを搭載


このマリナー バトゥールには、2024年4月に生産終了予定の「W12気筒エンジン」の改良版が搭載される。最高出力750馬力、最大トルク1000Nmを発揮するベントレー最後のW12気筒エンジンだ。最高速度は320km/h。

2003年から販売を続けてきたこのW12気筒エンジン。その集大成となるべく、さまざまな改良とテストを行ったエンジンだという。

ただ、従来からラインアップされている、コンチネンタルGT、ベンテイガ、フライングスパーのスピードバージョン、フライングスパーマリナーに搭載されているW12エンジンは引き続き注文することが可能だ。ただし、その受注終了時期が市場ごとに異なるため、欲しい人はなるべく早く販売店に連絡を入れたほうがよさそう。

ベントレーも電動化に向けて邁進するなか、貴重なW12気筒エンジンを手に入れるラストチャンスだといえるだろう。

〈文と写真=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING