4×4オフローダーの新たなスタイルを足元から提案するチームデイトナ。ニューモデルに加え、従来モデルの商品力も強化した。
足元から躍動感を演出 リベットがむき出しになった無骨なオーバーフェンダー、ステアリングを切るとブロックパターンが露わになり、分厚いサイドウォールがラギッド感を際立たせるマッドテレーンタイヤ、ロードクリアランスを稼ぐリフトアップなどの、4×4カスタムと調和するホイールブランドが、レイズのチームデイトナシリーズだ。
足元から躍動感を演出する「オフロードスポーツ」をコンセプトにしたチームデイトナの新シリーズ。その第一弾として発表されたD207に続いて投入されたのが「D108」。
フラット＆ワイドな8本のスポークに奥行きのあるディープリムを組み合わせ、シンプルながらも四駆のヘビーデューティさを表現している。
スポークの裏側にも注目。強度が担保されるレベルで肉を削ぎ落し、運動性能に直結するばね下の軽さと、アクティブなハイラックスと調和するオフロードスポーツスタイルを両立。カラーはマットブラック一択という潔さで、ワイドフェンダーに対応するサイズラインアップを整えた。
ハイラックスは荷台を備えた「働くクルマ」でありながら、Ｚ GRスポーツをラインアップするなど、悪路を果敢に攻めるスポーツ要素も併せ持つ。そこで、D108には4WDの強大なトラクションによるホイールとタイヤのズレを低減する、ビードシート部のローレット加工を実施。トラクションロスやホイールバランスの変異を最小限に抑えハイラックスの運動性能を犠牲にしない。
4×4オフローダーにはおなじみのロングセラーも、サイズの拡大と新色の追加で商品力を強化している。
骨太なメッシュを基調とし、1ピース構造ながらまるで別パーツのような精緻な印象を与える、ビードロックリングデザインを施した「M9」のブラックエディション。オフロードタイヤとのマッチングを考慮し、ホイール本体だけでなくセンターキャップもつや消しブラックとした。
M9のメッシュスタイルを継承する「M8」は、メッシュを強調したスポークがリムフランジのデザインと調和し、ホイールをワイドに見せる。新たに20インチが設定され、ハイラックスの上級カスタムにも対応。
4×4カスタムホイールのジャンルを確立したチームデイトナ。装着車種を絞り込むことで、型にハマらない突き抜けたデザインを提案する。
マットブラック（BPJ） RAYSTEAM DAYTONAD108 価格：5万8300円（18×8.0J、インセット20）〜6万500円（18×9.0J、インセット0）
カラー：マットブラック（BPJ）
パフォーマンス向上に直結する仕様＆設計 多様化するオフロードスタイルに応えるチームデイトナからの新提案。オフロードスポーツをコンセプトにした新シリーズ第２弾で、フラット＆ワイドな8本のスポークにディープリムを組み合わせて、シンプルながらも足元からみなぎるパワフル＆タフネスさを表現。
●オフロードスポーツのコンセプトを体現するのが、ビードシート部に施されたローレット加工。ホイールとタイヤのズレを低減する 
●スポーク裏側の駄肉を強度に影響を及ぼさない範囲でそぎ落とし、軽快なハンドリングとしなやかな乗り味に寄与する軽量化を実現 
●レイズ独自のマシニング加工でアルミ素地がむき出しになった、リムフランジ部分のTEAM DAYTONAのロゴ刻印がアクセントになる
ダークブロンズ（Z5）RAYSTEAM DAYTONAM8 価格：5万8300円（17×8.5J、インセット10・0）〜7万7000円 （20×9.0J、インセット18）
カラー：マットブラック（N2）、ダークブロンズ（Z5）
オフロード系メッシュホイールの新提案 チームデイトナM9で確立したビードロックリングテイストのリムフランジ×メッシュの組み合わせを、スポークの交点を減らして開口部を大きく取りメッシュデザインを強調するなど、さらに進化したM8。20インチを新設定し、カスタム上級者のニーズに応える。
セミグロスブラック（BEP）RAYSTEAM DAYTONAM9 BLACK EDITION 価格：5万5000円（17×8.0J、インセット20）
カラー：セミグロスブラック（BEP）
標準色とは異なるテイストの限定モデル サイドウォールが分厚いマッドテレーン／オールテレーンタイヤとのマッチングを意識し、ホイール本体にセミグロスブラックを採用。それに合わせてセンターキャップもブラックのアルミヘアライン仕様だ。ボディ色はスーパーホワイトⅡやアティチュードブラックマイカとの相性がよさそう。
〈文＝湯目由明〉
■問い合わせ先
レイズ
TEL：06-6787-0019
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