2022/12/09 新車

マツダ6に「新しい赤」! アテンザ誕生から20周年を記念した特別仕様車+商品改良を実施

左が20th アニバーサリーエディション、右がスポーツアピアランス

マツダは12月9日、マツダ6の商品改良と同時に初代アテンザ(現行型はマツダ6)誕生から20周年を記念した特別仕様車「20th アニバーサリーエディション」などを追加、予約受注を開始した。発売は、12月下旬を予定している。

「20th アニバーサリーエディション」のボディカラーには、マツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」による特別塗装色第4弾となる新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」が専用色として国内初採用。このカラーは、光の当たるハイライト部ではきめ細かく透明感のある赤が鮮やかに光る一方で、基調となるシェード部ではしっかりとした深みと濃厚さを演出するハイコントラストな表現により造形の強さと美しさを際立たせる。

【画像】マツダ6の特別仕様車ほか

そのほか特別装備として、フロンフェンダーバッジ(20th Anniversary 専用オーナメント)、フロントグリル(シルバー塗装)、19インチアルミホイール(高輝度塗装・専用装備)がおごられる。インテリアでは前席ヘッドレストに「20th Anniversary」の専用エンボス加工、さらにインパネやドアトリムはレガーヌ(タン)、シートはナッパレザー/レガーヌ(タン)、インパネ/ドアトリム加飾はマットブラウンヘアラインとなるなど、大人な仕立て。電動スライドガラスサンルーフ(チルトアップ機構付き)も装備されている。

特別仕様車「20th アニバーサリーエディション」の価格は、449万9000円。

また、新機種として「スポーツアピアランス」も設定。これは2020年末に導入された「ブラックトーンエディション」の進化系だ。エクステリアには、ブラックトーンエディションで採用したブラックメタリック塗装の19インチアルミホイール、ドアミラーカバー(グロスブラック)に加えて、新たに前後シグネチャーウイング、フロントバンパーロアガーニッシュ、ルーフレール(ワゴンのみ)をブラックで統一し、スポーティさをさらに強調。

同時に商品改良も実施。2.2L直4ディーゼルは、エンジン出力/トルクの向上により高回転域までの力強さを高めるとともに、アクセルペダルの踏力を変更、コントロール性を高めているという。さらに全機種でパワーステアリングのアシスト特性を見直し、ステアリングの手応えを増した。

運転支援機能面では、追従走行とステアリングアシストにより渋滞時や長時間運転の疲労軽減をサポートする「クルージング&トラフィック・サポート」を新たに採用。ワイヤレス充電やワイヤレス接続機能(Apple CarPlay対応)も新設定。ボディカラーも変更され、新たにロジウムホワイトプレミアムメタリックやプラチナクォーツメタリックの2色が追加された。

ほか、Lパッケージではシートカラーにブラックナッパレザーを設定。商品改良後の価格帯は、296万2300〜473万9900円。

約2年ぶりの商品改良となったマツダ6。ラージ商品群用に開発されていた新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」をマツダ6の特別仕様車として先出ししたのも、初代アテンザから20周年を迎えた感謝の表れだ。

〈文=ドライバーWeb編集部 写真=山内潤也〉

ドライバーWeb編集部

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