2020/05/31 カー用品

アイサイト非装着車に朗報!スバルが後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」を発売

スバルは、すでに販売した車両を対象とした、後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」を全国のスバル販売店で2020年5月29日より販売を開始した。


●ペダル踏み間違い時加速抑制装置 車載インジケーター(作動時イメージ)

近年、高齢者を中心に駐車場などにおいてアクセルとブレーキペダルの踏み間違いによる事故が増加している。スバルはこの状況に対して運転支援システム「アイサイト」および「スマートアシスト」を搭載したモデルのラインアップを拡充し対応してきた。

今回発売した「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」は、これらを装備しない車両に装着することで、ペダルの踏み間違いにより起こる急加速を抑制、衝突被害の軽減が図れるものだ。

スバルが純正用品として設定した「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」は、適用車種により、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置『つくつく防止』の2種類がある。

なお、65歳以上の人が、この装置を購入・取り付けることにより、経済産業省や国土交通省などが実施する「サポカー補助金」制度の「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」導入補助(4万円)を受けられる。ただし、認定事業者での購入・取り付けが導入補助の条件となる。スバルでは全国のスバル販売特約店(44社)において、現在この認定に向けた申請準備を進めており、2020年6月末までに認定される見込みとのことだ。認定前にスバル販売特約店にて購入・取り付けも可能だが、この場合、補助の対象にはならない。

適応車種などは以下のとおり。


■ペダル踏み間違い時加速抑制装置

価格:5万6100円(別途取り付け工賃が必要)

〈適用車種〉
●インプレッサ(GP/GJ型)
●スバルXV(GP型)

機能:
・時速約10km以下での前進/後退時に、前後に装着したソナーセンサーで前/後方約3m以内にある壁などの障害物を検知した場合、ランプとブザーで警告。それでもアクセルを強く踏み込んだ場合には、加速を抑制する。

・後退時には、障害物の検知にかかわらず、時速約5km以上でアクセルを強く踏んだ場合や、アクセルを踏んだまま時速約5kmを超えた場合に、警告と加速抑制を行います。*4*5

■ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」

価格:3万5200円(別途取り付け工賃が必要)

〈適用車種〉
●ルクラ(RF型)
●ステラ(RK型)
●プレオ(RD型)
●プレオ+(RE型)

機能:
・ 時速約10km以下での前進/後退時に、前後に装着したソナーセンサーで前/後方約3m以内にある壁などの障害物を検知し、アクセルを強く踏み込んでしまった場合、ランプとブザーで警告するとともに、加速を抑制する。

上記の適用車種のなかでも一部装着できないモデルがある。詳細はスバルオフィシャルウェブサイト(https://www.subaru.jp)内アクセサリーページに後日開設する予定の「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」のページを確認のこと。

なお、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」およびペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」は、ペダル踏み間違い時の加速を抑制するが、ブレーキ機能や停止機能はないので、衝突事故を完全に防ぐものではない。


スバル
https://www.subaru.jp

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