ステージ3は、ビバークの置かれたネオム近郊の山岳地帯をループし、ネオムに帰ってくる427km(総走行距離504km)。前日までとは打って変わり、砂丘はほとんど無く岩山を縫うように走るルート。岩場や固い土が中心の路面状況だ。また、今大会最高地の標高1400m地点を通る。
四輪部門のトップタイムは、ミニJCWバギーのサインツ。共に優勝経験のあるTGRハイラックスのアルアティヤと、デッドヒートを繰り広げた。最初のウェイポイントをトップ通過したサインツだったが、3番目のウェイポイントでアルアティヤがサインツを上まわるタイムをマーク。しかしその後アルアティヤはパンクに見舞われ、サインツが再び首位へ。そのままサインツがトップでフィニッシュし、アルアティヤは2位。しかし+3分のペナルティによりステージ5位まで後退してしまう。
代わって2位には、初日ミッショントラブルで大きく出遅れてしまった、ミニJCWラリーのプルジゴンスキが入り、続く3位には地元サウジアラビアのセイダン。そしてステージ2での遅れを取り戻すべくプッシュした、ダカール・ラリー初挑戦のアロンソが4位で続く大健闘を見せた。
この結果、サインツがこのラリー初めてのラリーリーダーとなり、2位はアルアティヤ。前日まで首位のテラノバは3位に後退した。
ランドクルーザーで市販車部門に参戦するTLCは、この日も2台共に完走。クリスチャン・ラビエルが総合40位、三浦 昂が総合42位、市販車部門の1-2位を守っている。
トラック部門の日野チームスガワラは、前日のステージ2で塙郁夫の519号車が荷台の破損によりステージ上でストップ。サービスカーが駆けつけその場で応急処置を施し、深夜1時ごろビバークに帰ってきた。車両の破損が大きく、ステージ3の出走を断念し修復に専念し、8日以降の復帰を目指す。
512号車の菅原照仁はこのステージも順調にクリア。総合14位で排気量10リットル未満クラスでは、首位をキープしている。
ステージ3 ネオム~ネオム
■ステージランキング
■総合ランキング
C・サインツ(ミニJCW バギー) 11h0m20s<文=driver@web編集部・青山 写真=Redbull/TGR/TCL/HINO>
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