スバルは2019年9月25日、2019年10月23日のプレスデーを皮切りに始まる東京モーターショー2019の出展概要を発表した。世界初公開となる新型レヴォーグ プロトタイプをはじめ、主要出展車両一覧は下記のとおり。
新型レヴォーグ プロタイプに関してはこちら・新型レヴォーグ プロトタイプ ※世界初公開・WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ ※特別仕様車・インプレッサ スポーツ 2.0i-S アイサイト ※大幅改良モデル。10月発表予定・スバル XV アドバンス（e-BOXER搭載車） ※一部改良モデル。10月発表予定・フォレスター アドバンス（e-BOXER搭載車） ※市販モデル・SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT ※参考出品・SUBARU BRZ GT300 2019 ※2019 SUPER GT参戦車両
EJ20搭載モデル最終型は限定555台!WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ
●Sシリーズを彷彿とさせる機能・装備をまとったEJ20集大成モデル。EJ20バランスドエンジン、レカロシート（オプション）、チェリーレッドピンストライプ（フロントグリル＆リヤバンパー）、BBS鍛造19インチホイール（ゴールド塗装）、6ポットシルバーキャリパーなどを採用
1989年から長年にわたってスバルの主力エンジンであったEJ20型水平対向エンジンが、ついに2019年度内をもって生産を終了する。これに伴い、当該エンジンを搭載する日本市場向け・現行型WRX STIは、2019年末で受注を終了。その集大成となる特別仕様車「WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ」と東京モーターショーで公開される。EJ20は、初代レガシィを皮切りに幅広い車種に採用され、世界ラリー選手権（WRC）やニュルブルクリンク24時間レースをはじめとするモータースポーツにおける活躍にも大きく貢献。「EJ20 Final Edition」では、バランスドエンジン（S208やタイプRA-Rと基本的に同じもの）や、オールドファンをくすぐるゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイールなどを採用。EJ20のフィナーレを飾るにふさわしい特別な装備を採用している。この特別仕様車「EJ20 Final Edition」は555台限定の抽選販売を予定。販売などに関する詳細は、2019年10月23日に公表予定。
アイサイト・ツーリングアシスト全車標準装備インプレッサ スポーツ 2.0i-S アイサイト
●エクステリアを刷新、先進安全運転装備のバージョンアップに加えて、走行性能もアップデート
5代目インプレッサの大幅改良モデルとして、2019年8月27日より先行予約を開始したインプレッサ スポーツは、フロントバンパーやヘッドランプをはじめとするエクステリアの刷新に加え、サスペンションの改良などにより走りの質感も向上。さらにアイサイト・ツーリングアシストを全グレードに標準装備とすることで、総合安全性能を一層高めている。なお、セダンのG4も同様の改良が施される。
X-MODE改良で悪路走破性も強化スバル XV アドバンス（e-BOXER搭載車）
●これまで1つのグレードだったe-BOXER搭載車だが、改良後は3グレード用意されるようだ
インプレッサ スポーツをベースとしたクロスオーバーSUVとして人気のスバルXV。改良したXVは、e-BOXER搭載モデル（2リットルガソリン＋モーター）のグレードを拡充するとともに、2リットルガソリンを廃止。1.6リットルガソリンと、e-BOXER搭載車のみのラインアップとなる。また、インプレッサ同様にアイサイト・ツーリングアシストを全車標準装備化。加えて、X-MODEを改良し、路面状況に合わせて2つのモード選択を可能として悪路走破性も強化している。
新たなデザインの方向性を示唆?SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT
2019年3月のジュネーブショーで出展したコンセプトカー。より大胆なデザイン表現をつうじ、スバルブランドの持つ世界観を広げて特徴をより際立たせることを目指す「BOLDER（ボルダー）」の考え方のもとデザインされた初めてのコンセプトカーだ。アクティビティをサポートするユーティリティと、道を選ばず、速く、意のままに駆け抜ける愉しさを併せ持ち、アクティブマインドを持つ人の「大自然の中を想いのままに走り回りたい」という気持ちを駆り立てる、新しいスポーツヴィークル。なお、すでに海外で公開されている新型レガシィに関して、東京モーターショーでのアナウンスはないとのことだ。スバル 東京モーターショーの出展車情報は下記より↓↓
https://www.subaru.jp/tms/〈文＝編集部〉
