車中泊に最適!? シエンタに荷室がフラットになる２列シート車追加！

最大荷室長は2mオーバー！

トヨタは2018年9月11日、コンパクトミニバンのシエンタにマイナーチェンジを実施。同日発売を開始した。
●２列シート車と３列シート車は外観上では区別がつかない
今回の変更での最大のトピックは、２列シート仕様の追加だ。ライバルのホンダ フリードにはすでにラインアップされていた、荷室を重視したグレードが、ついにシエンタにも登場することとなった。

 ２列目シートを前倒しすれば、荷室はもちろんフラットに。その荷室長は最大で2065mm。26インチの自転車をタイヤなど外さずそのまま飲み込む広さだ。この広さとフラットさは、車中泊派にとっては嬉しい限り。大柄の人でも頭や足先がぶつかることはないだろう。

●写真のMTBは26インチ。フロアの最後部に段差を設け、タイヤが引っかかるようにもできる
 
●オレンジで囲ってある部分が、ユーティリティホール

●オプションのユーティリティフック
そして、ラゲッジルームの側面にはユーティルティホールを標準で装備。オプションで用意されているユーティリティフックやシステムバーを組み合わせることで、さまざまな用途に対応できるようになっている。
●オプションのシステムバーを装着したラゲッジルーム

●ラゲッジアンダーボックス
室内のほか、外観にも改良が施されている。フロントバンパーは上下分割式のグリルから、一体型の大型グリルへ。ヘッドライトやテールランプ、ホイールキャップの意匠も変更されている。そして安全装備も機能強化がされた。踏み間違いを防止するサポート機能のインテリジェントクリアランスソナー、歩行者検知機能を追加したトヨタセーフティセンスなどを新設定している。価格は、２列シート車のFUNBASEが、177万6600〜234万360円。３列シート車が181万6560〜253万2600円だ。

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■ファンベースG ハイブリッド（FF・CVT）　主要諸元（欧州参考値）　【寸法㎜・重量㎏】　全長×全幅×全高：4260×1695×1675　ホイールベース：2750車両重量：1380　乗車定員：5人　【エンジン・性能】型式：1NZ-FXE　種類：直4DOHC　総排気量：1496cc　ボア×ストローク：75.0mm×84.7mm　最高出力：54kW（74ps）／4800rpm　最大トルク：111Nm（11.3kgm）／3600～4400rpm　使用燃料・タンク容量：レギュラー・42L　WLTCモード燃費：22.8km/L 最小回転半径：5.2m 【モーター】種類：交流同期電動機　最高出力：45kW（61ps）　最大トルク：169Nm（17.2kgm）　バッテリー：ニッケル水素電池　【諸装置】サスペンション：前ストラット／後トーションビーム　ブレーキ：前Vディスク／後ディスク　タイヤ：前後185/60R15 【価格】234万360円

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