2018/07/25 ニュース

メルセデス・ベンツと歌舞伎が奇跡のコラボレーション! Cクラスがフェイスリフトし発進

最新直噴ターボ+マイルドハイブリッド

メルセデス・ベンツのDセグメントカー、Cクラスがマイナーチェンジを実施し2018年7月25日に発表された。同日より受注を開始し、納車は9月からを予定している。

●C200ステーションワゴン アバンギャルド。ボディカラーはダイヤモンドホワイト
今回の変更では、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4タイプを同時に刷新。見た目は大きく変わらないが、全コンポーネントの約50%、6500点にも及ぶ部品変更を行っている。
●メルセデスAMG C43 4マチック カブリオレ。ボディカラーはブリリアントブルー
なかでもパワーユニットには、昨年変更を受けたフラッグシップのSクラス同様、48V(ボルト)の電気システムとマイルドハイブリッドを採用した最新型エンジンを導入した。「BSG(ベルトドリブン スターター ジェネレーター)」と呼ばれるスターターとジェネレーターを兼ねたモーターを組み合わせるエンジンは、新開発の1.5L直4ターボ「M264」型。可変バルブタイミングやツインスクロールターボなどの技術により184馬力/280Nmを発揮し、C200系に搭載される。
●M264型1.5L直4ターボ。C200系に搭載される
エクステリアはマイナーチェンジらしく控えめの変更で、フロントとリヤのバンバーを意匠変更。灯火類は形状こそ変わっていないが、中身のLEDユニットが最新型にアップグレードされている。
●セダンのテールランプは、Cを形作る新意匠へ変わった
インテリアでは、すぐ目に飛び込んでくるのがフル液晶のメーターパネル。12.3インチの高精細ディスプレイを採用した。SクラスやEクラスとは違いCクラスのメーターパネルとセンターのモニターは独立していて、センターディスプレイには10.25インチの「ワイドディスプレイ」を備えた。ステアリングホイールもSクラスと同様の形状に刷新。右スポークにクルーズコントロールのスイッチを集中させた。
●メルセデスAMG C43 4マチック カブリオレ

●メルセデスAMG C43 4マチック カブリオレ


●ステアリングはSクラスと同じデザインに。右スポークへACCのスイッチを集中させた
メルセデスAMGも含めた価格は、セダンが449万~1379万円、ステーションワゴンが473万~1398万円、クーペが564万~1424万円、カブリオレが615万~1483万円となっている。
●ナビゲーションを映すセンターディスプレイは、16:9サイズのワイドタイプ
 

史上初! 歌舞伎×自動車のコラボレーション


●「石橋」を披露する、2代目 尾上右近
発表会は自動車メーカーとしては初めての試みとなる、歌舞伎とのコラボレーションから始まった。新橋演舞場のステージに登場したのは、獅子の精を演じる2代目 尾上右近。この日のために特別にアレンジされた歌舞伎舞踊「石橋(しゃっきょう)」を披露したあと、ステージが回転し新型Cクラスが現れた。
●フォトセッション中にポーズをとる尾上右近
今回のコラボレーションのキーワードは、「伝統と革新」。これは新型Cクラスのテーマであると同時に、尾上右近氏の歌舞伎のテーマでもある。その共通点が今回の異種コラボの実現につながった。右近氏はまだ運転免許を取得していないようだが、このコラボレーションがきっかけで免許取得に心が傾いているようだ。「幼い頃から慣れ親しんだブランド。ぜひメルセデスに乗りたい」とのコメントも、そう遠くない将来に実現してくれるだろう。

●トークショーでは、メルセデスにまつわる話や、自身の歌舞伎についての話で会場を沸かせた

●左より、ダイムラー社 Cクラス チーフエンジニア クリスチャン・フリュー氏、2代目 尾上右近氏、メルセデス・ベンツ日本 上野社長
■セダン C200アバンギャルド(FR・9速AT) 主要諸元(欧州参考値) 【寸法㎜・重量㎏】 全長×全幅×全高:4686×1810×1442 ホイールベース:2840 車両重量:ー 乗車定員:5人 【エンジン・性能】型式:M264 種類:直4DOHCターボ 総排気量:1497cc ボア×ストローク:80.4mm×73.7mm 最高出力:135kW(184ps)/5800~6100rpm 最大トルク:280Nm(28.6kgm)/3000~4000rpm 使用燃料・タンク容量:プレミアム・41L JC08モード燃費:ー 【モーター】最高出力:10kW(14ps) 最大トルク:160Nm(16.3kgm) バッテリー:リチウムイオン電池 【諸装置】ブレーキ:前Vディスク/後ディスク タイヤ:前後225/50R17
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