2017/10/30 イベント

製造工場が提案するS660のカーボンルーフ -Pickup TMS2017-

YACHIYO(八千代工業)

軽量カーボンルーフ

樹脂タンクやサンルーフ、バンパー部品など自動車部品の開発・製造を行うほか、ホンダの軽自動車製造を受託する八千代工業。出展ブースで目にとまったのはカーボンルーフを装着したS660。同社が軽量なカーボン製のルーフを開発して参考出品したのだ。S660は巻き取り式の布製ルーフの脱着によりオープンエアが楽しめるのが売りとなっている。ルーフまわりの軽量化を図ることで、ライトウェイトが生み出す運転する楽しさを提案。純正装着の巻き取り式ルーフの脱着機構部はアルミダイキャストで構成されるが、ここをカーボン素材としてロックユニットの構造を変更。アルミ製の梁(梁)を廃止し、側頭部空間の拡大を図っている。これらでノーマル比ー1.3kgの軽量化(ノーマル:7.6kg→参考出品:6.3kg)を実現している。軽量化により低重心化が図れるので、運動性能の向上が期待できるというわけ。カーボン素材は見た目も引き立つ。ぜひとも製品化してもらいたい一品である。

S660カスタマイズパーツがすでに製品化されている!

そんな八千代工業は、すでにS660の「インテリア スタイリングパーツ」としてカスタマイズパーツを販売している。インパネやドアパッドのパーツをノーマルから付け替えるもので、落ち着きのあるソフトな触感が特徴。高輝度シルバー層に樹脂入りカラークリアを積層することで高彩度な色調を実現。カーボン調のシボにより質感もいい。写真のレッドのほかオレンジとブルーをラインアップしているという。インターネットで購入可能(Yachiyo Styling Parts for Honda S660)だそうなので、気になる人はアクセスしてみよう。


東京モーターショー2017 YACHIYO(八千代工業)出展ブース:東5ホール E5002

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