2018/02/22 ニュース

唯一無二のクラシカルオープン、新型ヒミコ登場!

ベースはND型ロードスター

ミツオカは2018年2月22日、クラシカル2シーターオープンのヒミコをフルモデルチェンジして発表した。価格は497万8800円から。翌23日より全国で販売を開始する。ヒミコは2010年の初代登場以来、国内だけにとどまらず海外(英国、東南アジア等)でも販売され人気を博してきた。国内:海外の販売比率は、約6:4。先代ロードスター(NC型)をベースにしていたが、今回のモデルチェンジで最新型のND型ロードスターベースに変わった。
●リヤセンターの黒い部分は、クラシックカーの背負っていたバッグをイメージしたエクステンションパーツ。スラントしたリヤフードがなだらかすぎて、ナンバープレートを起こすための策でもある
これにともない、エンジンは1.5L化。トランスミッションは6速のMTとATが両方選べるようになっている。全長は先代と比べてもほぼ変わらないが、ホイールベースとリヤのオーバーハングをそれぞれ120mm、15mm短縮。その代わりにフロントのオーバーハングを140mm延長し、個性的なマスクはより立体的で彫りの深い顔になった。
●ベースのNDロードスターとは比較にならないほどの高級感。DAMD製のアルカンターラステアリングはオプションだ

●こちらもオプションのアルカンターラシート。シートバックにはミツオカのマークが入る
ホイールベースの延長分はキャビンより前方に当てられているが、エンジンよりもはるか前方のホイールハウスの位置はどうしてもフロントリフトを引き起こしてしまう。だが、ミツオカは対策をしっかりと行い、前後重量配分は前48:後52を達成。さらに、フロントのアンダーパネルに翼断面形状を採用し、マイナスリフトを発生させる工夫も施している。世界でも類を見ない、唯一無二の存在。個性的な1台を探している人にとっては、これほど魅力的なクルマはないだろう。
●ラゲッジルームは正直狭い。スラントしたリヤ周りのデザインが影響している

●エンジンはバルクヘッド側にあるので、フロントタイヤからだいぶ離れている。ちなみにAピラー以前はすべてFRP。フロントカウルはフェンダーからバンパーまで、なんと一体成形だ!

■ヒミコ Sレザーパッケージ(FR・6速AT) 主要諸元 【寸法㎜・重量㎏】 全長×全幅×全高:4580×1740×1235 ホイールベース:2910 トレッド:前1495/後1505 最低地上高:135 車両重量:1200 乗車定員:2人 【エンジン・性能】型式:P5-VPR 種類:直4DOHC 総排気量:1496cc ボア×ストローク:74.5mm×85.8mm 最高出力:96kW(131ps)/7000rpm 最大トルク:150Nm(15.3kgm)/4800rpm 使用燃料・タンク容量:プレミアム・40L JC08モード燃費:ー㎞/L 最小回転半径:5.7m 【諸装置】サスペンション:前ダブルウイッシュボーン/後マルチリンク ブレーキ:前Vディスク/後ディスク タイヤ:前後195/50R16
ミツオカコール 0120-65-0022http://www.mitsuoka-motor.com/ 

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