2024/07/21 ニュース

トヨタが中古のアルファードを「4座仕様」に本気でリメイク! 7月20、21日にGRガレージ袋井で展示…しかも販売!

アルファード/ヴェルファイアが人気だ。新型はもちろんだが、旧型も依然として中古車市場でも高値安定。大空間と豪華さではまだまだ一線級の実力を持っており、人気なのもうなづける。新型の納期が長期化していることも、旧型人気に拍車をかけている要因だろう。

新車ビジネスが大黒柱なのは変わらない。でも、「それだけでいいのか?」とトヨタは新たな取り組みを模索している。そのひとつが、今回の「旧型アルファードを4座にリメイク」である。

「リメイク」、つまり架装自体はさまざまなショップが行っているため、そう珍しいものではない。しかし、今回リメイクを手掛けるのはトヨタである。トヨタグループ(特装会社や新車工場)を活用して、自動車メーカーでしかできない高付加価値付与、高い品質や安心感の提供に取り組む。”新車屋からクルマ屋”を目指すトヨタ全体の流れをくむものなのだ。

中古車リメイクの第一弾として選ばれた旧型アルファード。その4座仕様とはどんなものなのか?

■その名も「プレジデンシャル ラウンジ」

今回リメイクしたのは、2022年式、走行距離4万4000kmの「アルファード HV エグゼクティブ ラウンジS」。最大の特徴は2、3列目シートを取り外し、その広大な後席スペースに豪華な2列目シートを取り付けたこと。車名も、新たに「プレジデンシャル ラウンジ」と命名された。







分かる人に分かる、”あの4座”のクルマのシートを活用、さらにブラックブラウン系のフロアマットなどを新たに採用し、上質で落ち着いた雰囲気が味わえる。広いだけでなく、質感も”プレジデンシャル”と呼ぶにふさわしい。



後席シート後ろには、十分な荷室スペースも確保。出張用のトランクケースなどが余裕で収まる容量を確保しており、使い勝手にも優れている。また、質感はもちろん装備面が充実しているのもうれしい。



■7/20、21にGRガレージ袋井にて販売。おいくら?

そんな「プレジデンシャル ラウンジ」は、7月20日、21日の2日間にわたってGRガレージ袋井(静岡県袋井市)に展示され、販売される(※)。台数はトヨタ内製中古車リメイクの記念すべき初号車、1台限定だ。

※以降の販売は、系列店のカーロッツ浜松にて

また、初年度登録からの残存期間を保証継承し、さらに新規搭載した部品に関してはメーカー保証が、さらにトヨタの認証中古車保険が1年間無償で付く(2〜3年に関しては有償)。

価格に関しては…現地で公開予定! 気になる人は、ぜひGRガレージ袋井に足を運んでみてほしい。

なお、この「プレジデンシャル ラウンジ」を皮切りにさまざまな車種に中古車リメイクを展開していくという。「あのクルマでやってほしい!」など要望も、今のトヨタなら届くかも。新たなチャレンジを始めたトヨタの今後に期待したい。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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