2024/06/25 ニュース

三菱自動車、能登半島地震の支援の一環として「ミニキャブ トラック」を日本カーシェアリング協会に寄贈

寄贈されたミニキャブ トラック

三菱自動車は6月7日、令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として、被災者や支援団体を対象にクルマの無償貸出支援活動を行う「日本カーシェアリング協会」に軽商用車「ミニキャブ トラック」を3台寄贈した。

日本カーシェアリング協会は、東日本大震災をきっかけに、寄付で集めたクルマを活用した支え合いの仕組みづくりをミッションとして宮城県石巻市で設立。三菱自動車は2013年にも電気自動車「アイ・ミーブ」を同協会に寄贈しており、電気自動車を活用した防災の取り組みを広める活動に協力している。

能登半島地震の被災地では、支援車両が不足しており、被災地域の属する石川県からも協力依頼があったことから、今回の寄贈にいたったという。

ミニキャブ トラックは、広い荷台と低い荷台床面地上高を併せ持ち、作業効率が高く、さらに悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れている。寄贈された車両は、被災後の瓦礫などの片付けや、被災者の転居の際に活用される予定。

三菱自動車では、今回の車両寄贈のほかに新潟県・富山県・石川県・福井県4県下の新車販売店舗における急速充電の無料利用サービス、ならびにスマートフォンへの無料充電サービス(ともに24年3月末まで)の実施や、石川県珠洲市に対してアウトランダーPHEV、トライトン、デリカD:5の無償貸与などを実施している。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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