2024/04/17 新車

マクラーレン「アルトゥーラ スパイダー」を新店舗となるマクラーレン横浜で発表

2024年4月11日、マクラーレンは4月13日にオープンした「マクラーレン横浜」(横浜市西区みなとみらい6-2-13)にて新型車「アルトゥーラ スパイダー」をメディア向けに初公開した。このモデルは21年に日本でデビューした、「アルトゥーラ クーペ」のコンバーチブルモデルになる。





このモデルの特徴は、もともとアルトゥーラが持ち合わせていたサーキットから日常走行まで、オールラウンドにこなせる走りの魅力に、オープンエアの爽快感をプラスしたモデルだ(電動式のルーフは11秒で開閉できる。50km/h以下なら走行中でも操作可能)。

パワートレーンはクーペモデル同様、排気量3LのV6ツインターボエンジンにモーターと7.4kWhの容量を持つ、バッテリーをプラスしたプラグインハイブリッドシステム。早朝や深夜の街では静かでジェントルなEV走行を、サーキットでは強力なエンジンとモーターの相乗効果で刺激的な走りを楽しめる。ちなみにタイヤには、ピレリとの共同開発で中にセンサーが入っており、タイヤ圧力など各データをドライバーが確認できるようになっているという。


●写真左から、マクラーレン日本代表の正本 嘉宏氏、UK本国からマクラーレン・オートモーティブ、チーフ セールス&マーケティング・オフィサーのジョージ・ビッグス氏、APAC・中国担当 マネージング・ディレクターのポール・ハリス氏が登壇した。ジョージ・ビッグス氏は日本は重要な市場だと語った

車両重量も1457kg(乾燥重量)と軽く、0→100km/h加速は3秒、200km/hまでは8秒4、300km/hまでは21秒6となっている。最高速度は330km/h。また、従来のクーペモデルよりEV航続距離が31kmから33kmに伸長している。


●フロントのラゲッジルームには補機用バッテリー(12V)の充電口もある


●走行用バッテリーの充電口はリヤ左フェンダーにポートがあるが、普通充電用のみとなっている




●屋外にはブラックのアルトゥーラ クーペも展示されていた


●タイヤサイズはクーペ、スパイダーともにフロントが235/35ZR19


●リヤもサイズは両モデル295/35ZR20

ちなみにクーペも2025年モデルとして、「スパイダー」でアップデートされた内容が織り込まれるという。クーペ、スパイダーの両モデルは現在注文が可能で、納車は2024年の10〜12月ごろになる予定。価格はクーペが3300万円、スパイダーが3650万円。


●スーパーカーらしく、上方に開くドア。マクラーレンでは「ディヘドラル・ドア」と呼ばれている

■アルトゥーラ スパイダー 諸元
・全長:4539mm
・全幅:1913mm
・全高:1193mm
・ホイールベース:2640mm
・車両重量:1457kg(乾燥重量)
・燃料タンク容量:65L
・バッテリー容量:7.4kWh
・駆動方式:MR
・エンジン:2993cc V6ガソリンツインターボ(最高出力605馬力/7500rpm、最大トルク585Nm/2250〜7000rpm)
・モーター:最高出力95馬力/最大トルク225Nm
・システムトータル出力/トルク:700馬力/720Nm
・トランスミッション:8速DCT
・ブレーキ:前後カーボンセラミックディスク
・タイヤサイズ:前235/35ZR19 91Y 後295/35ZR20 105Y

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING