2024/03/18 カー用品 PR

【Jeep カスタム】プラチナムインターナショナルに聞く、アメリカントレーラーならではの魅力とは?|プラチナムインターナショナル|

■アメリカンモデルは“強さ”が魅力

日本でアメリカントレーラーというと、多くの人が個性的なデザインのエアストリームを想像するかもしれない。しかし、本場アメリカにはもっと多くのアメリカントレーラーが存在する。今回はアメリカントレーラーメーカー最大手のひとつ、フォレストリバー社を中心に数多くの魅力的な車両を取りそろえるプラチナムインターナショナルで、アメリカンモデルの特徴について話を聞いた。

アメリカントレーラーの魅力といえば、機能的であること。その例として、給水や排水のタンク容量がヨーロッパのものに比べて格段に大きいことがあげられる。また構造についても堅ろうに作られており、耐久性も優れている。ヨーロッパではアクリル樹脂の窓を使うのが一般的だが、アメリカはガラス製を採用しているので、劣化することはほとんどない。

Jeepはラングラーをはじめ地上高の高いモデルが多いが、アメリカントレーラーも地上高が高いモデルが多い。そのため連結したときのバランスもよく、未舗装の場所に乗り入れるときでも底部へのヒットを心配することも少ない。ほかにもタイヤの位置が後ろ寄りに付いてるため、オーバーハングも少なめになっている。

次に安全性。アメリカントレーラーの場合、小型車以外には電気式のブレーキを採用。車両側のブレーキを踏むとその信号がトレーラーにも伝わり、トレーラー側のブレーキがかかる仕組み。また、コントローラーをヘッド車側に取り付けることで効き具合のセッティングやトレーラー側だけにブレーキをかけることも可能だ。荷物や給水タンクの水などたくさん積んでいるときは強めにかけることができるし、雪の日などにはトレーラーだけにブレーキをかけることでスリップを防げるなど、安心感が一層高まる。

■1軸モデルで選ぶのがお薦め

ではいったい、アメリカントレーラーのなかでどんなモデルを選べばいいのだろうか? Jeepというブランドは多少の違いはあるものの、全体的にオフロード走行などを楽しむための車両として製造されていることもあり、けん引に対してはそこまで得意としていない。だが、けん引できないわけではなくトレーラーの総重量とエンジン性能、さらにヒッチメンバーの強度や取り付け部など総合的に踏まえれば問題はない。

プラチナムインターナショナルではこれらのことを踏まえつつ、さらに日本国内での使い勝手を考慮し、全長8m未満で全幅2m15cmから2m30cmまでの1軸モデルを推奨している。ヒッチメンバーに関してはオートプロズで取り扱うCURT(カート)社製のものを使用。取り付けに関してもノウハウがあるため、心配はまったくない。

購入に関しては販売店に赴き、気になるモデルの車内で飽きるまで滞在してみることがコツだとか。キャンピングカーショーなど、パッと見ただけだったり、ちょっと車内に入っただけでは車両のよさはわからないので、じっくり1時間や2時間かけて車内で過ごしながら居心地や使い勝手をチェックするのが、間違いのない選び方とのこと。

アメリカントレーラーは親子2代、孫も入れた3代と引き継ぎながら乗られることも多く、メンテナンスさえしていれば長くつき合える相棒。自分に合ったモデルを見つけてみてはどうだろう?


■本場アメリカンモデルならではの
質実剛健で装備充実の快適空間


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シャシー
●ヨーロッパのものと違い、アメリカントレーラーは見た目にも肉厚で頑丈なことがわかる鋼鉄製のシャシーを採用。ボディ壁面はモデルによりアルミやFRPなど素材が異なる

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ウインドー
●ウインドー部分はガラス製というのもアメリカならでは。モデルによって2重のペアガラスを採用するものもある。網戸やシェードも装備するモデルがほとんどだが、ヨーロッパモデルのような一体式ではない。さらに、緊急脱出用に簡単に取り外しできる窓が装備されているのもアメリカントレーラーらしい

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水まわり(1)
●キッチンは家庭さながらの作りが魅力。電子レンジやガスオーブンを搭載するものもある。調理台は天板が大理石調やホーロー調などがあり、広くてしっかりと料理ができる。シンクのサイズや深さも大きく、給水タンクの容量もたっぷりで洗い物にも不自由しない。家具はムク材を使った温かみあるもの。直線的な作りも特徴的

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水まわり(2)
●トイレはマリン式を採用した水洗タイプ。シャワーを装備しているモデルも多く、キッチンシャワーなどから出た排水がたまるグレータンク、トイレから出た排水をためるブラックタンクの処理は「ダンプステーション」と呼ばれる専用の処理施設で行う


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●ヨーロッパモデルとは異なり、ジャッキホイールを搭載するモデルは少ない。カプラーの上げ下げは手動・電動、両方がある 

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トレーラー単体で移動させる際に活躍するのがトレーラードーリー。写真のTRAILER VALETは約4.5トンまでのトレーラーに対応し、電動ドリルを差し込んでその回転で内部にあるチェーンからタイヤへ動力を伝えて動かす 

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電源ソケットは7ピンもしくは9ピンを採用 

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ヒッチカプラーにかかる荷重を分散させ、ヘッド車とトレーラーの荷重を均一化させるウェイトディストリビューションヒッチメンバー 

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電気式ブレーキのコントローラーはヘッド車側に装着。空荷状態や水など重いものを積んだ時など、トレーラーの重量変化に合わせ設定変更が可能。トレーラー側だけにブレーキをかけることもできる

ドライバーWeb編集部

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