使いやすさを追求した楽ナビが進化した。新たにオンラインに対応したほか、各種機能をブラッシュアップした最新モデルは、楽ナビが追究する、使いやすさとドライブの楽しみをさらに高めるものとなっているのだ。
オンライン対応で楽しさ膨らむ 楽ナビは高性能と使いやすさをコンセプトに1998年に登場。誰もが使いこなせ、ドライブ時間が楽しくなることを追求して、時代に合わせて進化してきた。
そんな楽ナビの2023年最新モデルでは、オンラインに対応することによりドライブ時間の楽しさと使いやすさをさらに高めている。
オンライン対応のメリットが大きく得られるのが「車内Wi-Fiスポット」機能。車内でインターネットの通信量を気にすることなく、スマートフォンやタブレット端末などで動画や音楽のストリーミング再生やオンラインゲームが楽しめるのだ。駐車中の車内でスマートフォンなどをミラーリング接続すれば、HD画質の高精細な映像を楽ナビの大画面で楽しめる。ちなみに全モデルがＨＤパネルを採用するので、どのモデルを選んでも美しく高精細な映像を表示する。
使い勝手を高めたナビ機能 HD画質に対応したHD地図を収録することで、驚くほど精細な地図表示によりルートを案内するナビ機能も最新モデルの美点。
また、ルート探索時間を短縮するとともに、6ルート探索時の情報表示と地図によるルート情報を一画面で見られるようになったため、ルート検討時間の短縮も図れる。
ルート案内中には、新搭載の「信号機カウント交差点案内」が右左折ポイントまでに通過する信号機を3つ前からカウント。ルート案内をわかりやすくするとともにスムーズなドライブをサポートしてくれる。
使い勝手を高める機能としては新たなユーザーインターフェイス「Doメニュー」も見逃せない。ホーム画面に「お出かけ検索（オンライン）」、「ダイレクト周辺検索」、「ショートカットキー」などドライブ中に使いたい機能を厳選して表示するので、スムーズに操作できるのだ。
スタイリッシュなフラット画面 デザインも一新。全モデルがフルフラットディスプレイを採用した。メイン操作キーがこれまでの物理キーから静電容量式タッチキーとなり、よりスタイリッシュな見た目を獲得。さらにフローティング構造のディスプレイ搭載モデルをラインアップしたことで、2DINもしくは200mmサイズの取り付けスペースを持つ多くのクルマで大画面ナビが装着できるようになった。
初採用のフローティングタイプを含め、9インチ、8インチの大画面タイプ（別売りの専用取り付けキットが必要）や、2DINもしくは200mmワイドサイズに収まる7インチ画面タイプなど全15機種をラインアップ。上位モデルの920系には車載通信モジュール「ネットワークスティック」が付属し、車両に取り付ければすぐにオンライン機能を活用可能（Wi-Fiスポットとして利用するには別途契約が必要）。それ以外の機種（720／520／120）もオプションで対応するから、必要に応じてオンライン化が可能だ。
最新地図への更新も通信で手軽に行えるのがオンライン化の強みで、ネットワークスティック付属モデルでは、発売から最大3年分の無料地図更新が可能となっている。
楽ナビがWi-Fiスポットになる 「docomo in Car Connect」に対応し、NTTドコモのLTE通信を定額（1日550円、30日1650円、365日1万3200円から選択可能）で制限なく利用できる。楽ナビが車内のWi-Fiスポットとなり、通信量を気にすることなくスマートフォンやタブレット端末でオンラインの動画や音楽、ゲームなどが楽しめるほか、楽ナビとスマートフォンやストリーミングメディアプレーヤーとHDMI接続することで、映像コンテンツをカーナビ本体や後席モニターなどの大画面で楽しめる。
すぐに使う機能が呼び出せる「Doメニュー」を新採用 ホーム画面に、使い慣れたインターネット検索のように思いついキーワードを入力するだけで最新スポット検索ができる「お出かけ検索（オンライン）」、ドライブ中に立ち寄る機会が多い、近くの駐車場やガソリンスタンド、コンビニをワンタッチで検索できる「ダイレクト周辺検索」、よく利用するカーナビ検索や好みのAVソースなどを4つのキーに割り当てられる「ショートカットキー」を配置。
●入力中に変換候補が表示されるのでスピーディに検索できる。フリック入力にも対応する
ルート探索や案内がより親切に 
6ルート探索結果の画面を地図とともに1つの画面上で表示。地図のルート表示だけでなく、必要な時間、走行距離、高速道路利用料金を表示するので、比較しやすく検討時間の短縮も図れる。 
「信号機カウント交差点案内」は、曲がる交差点まであと“3つ”からのカウントに対応し、曲がる交差点のみとなったときに「次の信号」、曲がる直前では「この信号」と、わかりやすく誘導してくれる。
スタイリッシュなフラット画面に技あり 広視野角・高解像度のHDパネルは高透過率の静電容量式タッチパネルを採用。画面下部のメイン操作キーには異なるドットを配し、指先で違いを感じることで直感的な操作を実現。
楽ナビ2023年モデルラインアップ（価格はオープン）
RQラージサイズの9型HDディスプレイ
・AVIC-RQ920-DC（想定価格：19万円前後）
・AVIC-RQ720（想定価格：14万円前後）
RFフローティングタイプの9型HDディスプレイ
・AVIC-RF920-DC（想定価格：18万円前後）
・AVIC-RF720（想定価格：13万円前後）
RLラージサイズの8型HDディスプレイ
・AVIC-RL920-DC（想定価格：17万円前後）
・AVIC-RL720（想定価格：12万円前後）
・AVIC-RL520（想定価格：10万円前後
RW200mmサイズの7型HDディスプレイ
・AVIC-RW920-DC（想定価格：15万円前後）
・AVIC-RW720（想定価格：10万円前後）
・AVIC-RW520（想定価格：8万円前後）
・AVIC-RW120（想定価格：7万円前後）
RZ2DINサイズの7型HDディスプレイ
・AVIC-RZ920-DC（想定価格：15万円前後）
・AVIC-RZ720（想定価格：10万円前後）
・AVIC-RZ520（想定価格：8万円前後）
・AVIC-RZ120（想定価格：7万円前後）
920系は車載通信モジュール「ネットワークスティック」付属モデル。920、720系はフローティングタイプを除き、DVD／CD／SDの各メディア再生とBluetooth、TVチューナーを搭載。フローティングタイプはSDメディア対応でBluetoothとTVチューナー、520系はUSBメディア対応でBluetoothとTVチューナーを搭載。120系はUSBメディア対応でBluetoothを搭載する。
〈文＝ドライバーWeb編集部・兒嶋 写真＝佐藤正巳〉
■問い合わせ先
パイオニア カスタマーサポートセンター
TEL：0120-944-111
https://jpn.pioneer/ja 
