カロッツェリアの浮遊系ディスプレイオーディオを使い倒す！｜DMH-SF700｜

カロッツェリアが5月にリリースしたフローティングスタイルのディスプレイオーディオ「DMH-SF700」。スマホをつなげばカーナビや音楽再生、映像視聴など、ドライブが楽しく快適になる。プチドライブで使い勝手をチェックした！

carrozzeria
DMH-SF700
価格：オープン（実勢価格：9万9000円前後）
問：パイオニア　0120-944-111　https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/

スマホアプリを便利に使える

パイオニア カロッツェリアは、ディスプレイオーディオの最上級機「DMH-FS700」を5月にリリース。今回は人気上昇中のこのモデルが実際のドライブでどれぐらい役立つのか？　郊外へのドライブでチェックした。


●ディスプレイパネルは角度が変えられる。取り付け時のみ上下、左右、前後に調整可能


●左端には軽く触れるだけで反応する静電式のタッチキーを装備。快適な使い心地を生む

クルマに乗り込み、最初に行うのはUSB端子とスマホをケーブルで接続すること。DMH-SF700がスマホを認識すると自動的に「Android Auto」や「Apple CarPlay」が立ち上がり、対応する各種アプリが使えるようになる。


●これはApple CarPlayのメニュー画面。ここから音楽やナビなど多彩なアプリを呼び出す


●スマホを接続するとAndroid AutoやApple CarPlayが起動して対応アプリが使える

ドライブでもっとも使うのは「マップ」アプリだろう。地図を表示させると見た目はカーナビのようになる。搭載される9型のフローティングディスプレイは大きくて抜群に見やすく、運転中でも素早く情報が読み取れる。



音楽再生はスマホに収録した曲を聴くだけでなく、Spotifyなどの音楽アプリを利用したストリーミング再生なども可能だ。しかもタイムアライメントや13バンドグラフィックイコライザーによって、自分好みのサウンドにコントロールできるのもうれしいところ。


●スマホに収録した音楽ファイルが楽しめる。音楽アプリのストリーミング再生も可能だ

さらにUSBメモリーに収録したハイレゾ音源を聴いたり、Bluetoothによるワイヤレス再生もオーケーだ。


●タイムアライメントや13バンドグラフィックイコライザーで好みのサウンドを実現


●USBメモリーに収録しているハイレゾ音源も楽しめ、高音質が存分に味わえる

そしてウエブブラウザを搭載しているため、休憩中にYouTube動画や好きなウエブサイトが大画面で楽しめるのもポイントが高い。ディスプレイは高精細な「HD画質」だから映像はきわめて美しい。


●ウエブブラウザを搭載しており、気になるサイトも大画面で閲覧できる。高精細HD画質を実現


●専用アプリのCarAVAssistを使えばメニュー画面を使いやすいようにカスタマイズできる


●YouTubeを視聴する場合には専用アプリのCarAVAssistにブックマークする

また、運転中に便利に感じるのがハンズフリー通話ができること。ハンドルを握ったまま安全に話ができ、音声操作によって知り合いに電話をかけることも可能だ。


●スマホによるハンズフリー通話にも対応。運転中でも安全に電話ができる

目的地に着き、駐車場でリバースギヤに入れると接続したバックカメラの映像を表示する。この便利さも見逃せないところだ。


●バックカメラを接続すれば、リバースギヤに連動して車両後方の映像を表示する

Amazon Alexaで対話しながら情報を得る

●Amazon Alexaを搭載しており、音声による対話形式でさざまざな情報が得られる

〈文＝浜先秀彰　写真＝澤田和久〉